南ア政府が定める黄熱病感染国リストが更新されました/旅行者のための南アフリカ治安情報(2015年2月版)
イエローカード不所持で強制退去処分に?という記事を昨年の7月に投稿しました。
要約すると、「南アフリカ共和国(南ア)政府は独自に黄熱病感染国を設定している。対象国から、あるいは経由して南アに入国する場合にはイエローカード原本の提示が求められる。提示ができない場合、国外退去処分となる。これら対象国の中には対象国自体への入国にイエローカードの所持を義務付けていない国も含まれるため、自身の出発地あるいは経由地が対象国に該当するかどうか注意が必要」という内容です。
この黄熱病感染国について、世界保健機関(WHO)の常任理事会におけるレビュー結果を受けて、南ア政府が5ヵ国をリストから外したという情報が入りましたので簡単に共有したいと思います。
南ア政府が定める黄熱病感染国一覧
●アフリカ
アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、シエラレオネ、スーダン、赤道ギニア、セネガル、中央アフリカ共和国、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、モーリタニア、リベリア、ルワンダ
●中南米カリブ
アルゼンチン、エクアドル、コロンビア、スリナム、トリニダード・トバゴ、パナマ、パラグアイ、仏領ギアナ、ベネズエラ、ペルー、ブラジル、ボリビア
上記の国々から、あるいは経由して南アに入国する場合にはイエローカード原本の提示が求められます(ただし、入国審査官の気分?によっては求められないこともあるようです)。くれぐれもお気をつけください。
ちなみに南アはアフリカ大陸に位置しているだけあってか、黄熱病を始めとする熱帯病の予防接種などを取り扱うトラベルクリニックがとても充実しています。長期のバックパッキングで南アを経由してからアフリカ諸国に足を伸ばすという場合には、日程に余裕を持たせて南アで予防接種を行うのも1つの方法かと思います。
photo credit: rickpilot_2000 via photopin cc
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