鹿児島特派員 新着記事
鹿児島県の中部、大隅半島の西北部にある垂水市。
その垂水市を代表する名所「千本イチョウ」が見頃ということで、行ってきました。
鹿児島市内から垂水フェリーに乗り、約40分。
フェリーを降りると、目の前の山の一部が黄金色に輝いているのが見えました。
フェリー発着所から車で約12分で到着
あたりは綺麗なイチョウの森
今年は台風の影響がほとんどなく、昨年に比べ葉の付きが良いそうです。
園内は3つのブロックに分かれており、約4.5ヘクタールの土地に約1200本が植樹されていてます。
実はこの園は私有地。
園主である中馬さんご夫婦が先代から受け継いだ荒れ果てた山を、二人三脚で開墾しイチョウを植えて整備したものなんです。
昭和53年から毎年100本程度植え続け、現在までに1200本程が植えられ、2008年からは一般公開されるようになりました。
その景観の素晴らしさと夫婦の活動が評価され、初代鹿児島県景観大賞も受賞したそうです。
黄色い絨毯のよう
128の階段を上った先にあるのは
このイチョウ園で最も高い場所にある幸せのベンチ。
奥のブロックからは、他のブロックのイチョウが見えました。
10日まで午後6~9時までライトアップもされるそうです。
今しか見られない景色を満喫しました。
★垂水千本イチョウ
http://www.city.tarumizu.lg.jp/kanko/koi/miryoku/meisho/senbon.html
住所:垂水市新御堂
今回は、地球の歩き方 国内Web特派員とUSAライス連合会さんとのコラボ企画として、
カリフォルニア米「カルローズ」を使って、鹿児島の郷土料理「鶏飯 (けいはん)」を作ってみることになりました!
「鶏飯」は奄美の名物ですが、鹿児島全土で愛されており、鹿児島市内に住む我が家の食卓にもよく登場していた料理です。
家庭向けで簡単にできるレシピで作ってみたいと思います。
まずは、カリフォルニア米の「カルローズ」
おコメの一粒一粒はちょっと細い感じがします。
左が日本米、右がカリフォルニア米「カルローズ」、
リゾットやスープにも最適と書いてあるので、鶏飯によく合いそうです。
材料(2人分)
・ご飯(カリフォルニア米「カルローズ」)
・鶏ささみ ・・・ 2本
今回は、鶏のささみを使いますが、鶏むね肉でもOK。脂が少ない鶏肉が合います。
・水 ・・・ 500cc
A.酒 ・・・ 大さじ1
A.鶏がらスープの素 ・・・大さじ1
A.薄口しょうゆ ・・・大さじ1
A.塩 ・・・ 少々
【トッピング】
・卵
・干ししいたけ
・たくあん
・ねぎ
・きざみ海苔
【作り方】
1.鍋に水を2カップ入れ、沸騰したら鶏ささみを茹でる。アクが出てきたら取ってください。
2.茹で上がったら肉を取り出し、茹で汁に(A)を入れスープを作る。(薄味より濃い方が鶏飯に合います。味はお好みで調整してくださいね。)
3.鶏肉が冷めたら繊維に沿って手で割いておく。
4.戻した干ししいたけを、その戻し汁、みりん、醤油で甘辛く煮付け、細切りにする。
5.卵は薄焼きにして錦糸卵に、たくあんは細切り、ねぎは小口切りにする。
トッピングの具材の出来上がり!鹿児島産の食材ばかりでそろえてみました。
本当は、たくあんではなくパパイヤの漬物らしいんですが、手に入らないのでたくあんで代用 ^^;
茶漬けのように茶碗へ軽くご飯をよそい、具材をご飯へ乗せて
熱々の鶏がらスープをたっぷりかけてできあがり!
さて、お味は・・・
カルローズはパラッとした炊き上がりになるので、スープをかけて食べる鶏飯にぴったり!
ご飯がスープをほとんど吸ってしまい、ご飯の量が増えてしまう、なんてこともなく
カルローズは、お米にうまみたっぷりのスープがしっかり染み込みながらも重くならず、最後まで軽くさらさらっと食べることができました。
お茶漬けの様に食べることができる鶏飯は、これからの季節にぴったりの体が温まる料理です。
また、冷やしたスープをかけて食べることができるので、食欲のない夏にももってこいですよ。
ぜひお試しください^^
本記事のメニューはカリフォルニア産のおコメ「カルローズ」を使用しています。
カルローズについては、コチラ↓をご覧ください。
■USAライス連合会 特派員ブログURL:http://tokuhain.arukikata.co.jp/usarice/
11月3日、900年以上の伝統を持つ弥五郎どん祭りが曽於市大隅町で開催されます。
おはら祭り(鹿児島市)、お釈迦まつり(志布志市)と並び県下三大祭りとされ、鹿児島県の無形文化財に指定されている祭りです。
「弥五郎どん」と呼ばれる巨大な武士像。
弥五郎どんが神社の神官や地元の担ぎ手、太鼓たたき、先導役など大行列を従え、
市街地を練り歩き、多くの観客で盛り上がります。
祭りの見どころは何といっても、岩川八幡神社から市街地を威風堂々と練り歩く「浜下り」です。
その身の丈4メートル85センチ。
弥五郎どんが、慎重に大きな鳥居をくぐる姿に歓声が沸きます。
ここから市街地へ出ると、太鼓の音と威勢のよいかけ声で約5キロを歩きます。
電線をよけながら、上に乗ってる人が体を揺らして、弥五郎どんが歩いてるのを表しているそうです。
そしてこのお祭りの最高の見せ場。 高架橋下をくぐる弥五郎どんのイナバウアー!
観客の歓喜の声と拍手であふれます。
大隅の町が賑わうお祭りへぜひお越しください。
☆岩川八幡神社
鹿児島県曽於市大隅町岩川5745