ネパール地震後のナガルコット

公開日 : 2015年05月17日
最終更新 :
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バクタプルを訪れた5月14日、ナガルコットにも足を延ばしました。

ナガルコットは、カトマンズ北東30kmほどの場所にある、標高約2,200mのヒマラヤ展望地。(しかしこの時期ヒマラヤが見える確率は極めて低く、見えても、未明にうっすら見えるか見えないか、程度)

ナガルコットや道中の民家は、レンガを土で塗り固めただけのような質素な家が多く、何らかのダメージを受けている家が多く見られました。

また、ナガルコットのホテルも、外壁に亀裂が入り、営業どころではないのが一目瞭然のところが多数。地盤の関係なのでしょうか、タメル地区では被害のあったホテルはごく限られるのに対し、ナガルコットの被害は見ていて気の毒になるほど。

外から見ただけで亀裂が見られたり、修復程度ではすまず、建て替えが必要なのでは、と思わせるホテルも。そんな中、致命的な被害は見受けられず、営業を続けているホテルも何軒か見かけました。

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その中の一つが、カントリービラ。フロントやレストランがある旧館はややダメージを受けていましたが、宿泊棟のある新館はダメージは見られず、私が訪問した際にも外国人宿泊客が泊まっていました。

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今回の地震では、民家への被害だけではなく、家畜小屋の被害も多かったとききます。ナガルコットへの道中でも、道路脇に作られた家畜用の仮設テントを見かけました。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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