ネパール大地震からもうすぐ1年、カトマンドゥダルバール広場の様子
昨年4月25日に発生したネパール大地震からもうすぐ1年。
未だ地震の傷跡が残る場所も多く残っています。
たとえば、世界遺産にも指定されているカトマンドゥダルバール広場。瓦礫はきれいに片づけられたものの、修復は始まっておらず、建物の壊れ具合など、地震当時のままです。
参考記事:
ネパール地震後のカトマンドゥダルバール広場
世界遺産カトマンドゥダルバール広場(震災4か月目)
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去る3月16日には、ホーリー祭(3月22日にお祝い済み)開始の合図の、色とりどりの端切れをつるした竹の棒「チール」が建てられましたが、昨年までの様子とは全く違う背景が、痛々しく感じました。
写真中央奥には、全壊したナラヤン寺院の土台も見えます。
関連記事:ホーリー祭開始の目印、チール建立
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周辺の旧市街には、つっかえ棒だらけの場所も多く見られます。
こんな光景が日常になりつつあり、新たな観光名所としてカメラを向ける外国人旅行者の姿も見かけますが、本来の姿に早く復旧されることを望むばかりです。
※カトマンドゥダルバール広場、クマリの館とも、観光自体は可能です。地震前750ルピーだった入場料は、地震後に値上がりし、外国人1,000ルピーとなっています。
参考記事:
カトマンドゥ盆地内震災後の世界遺産入場料(2015年11月1日現在)
筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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