ネパールのブルーポピー

公開日 : 2016年07月16日
最終更新 :
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ヒマラヤの青いケシ、「幻の花」とも呼ばれるブルーポピー。

ネパールでは、例年、標高4500mを超えたあたりの場所で、7月半ば~8月半ば頃にかけ見られます。

写真のは、去る7月7日に、ゴサイクンダよりやや上の場所で見られたブルーポピー。ガイドが撮ってきてくれました。

イエローポピーはたくさん咲いていたとのことですが、ブルーポピーはこれ一株のみだったそうです。

つぼみはたくさん見かけたそうですので、これからしばらくは、満開の様子が見られることでしょう。

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ところで、ブルーポピーを見られるのは雨期中の一時のみ。しかも、標高4500m以上の場所で咲くので、そこまで、トレッキングで出かけるのが一般的です。

雨期真っ最中ですので、低地ではヒルの被害は覚悟の上で。また、行動中雨に降られることも多いので、大変な行程になりますが、それだけに、見られた時の感激はひとしおです。

観賞地としては、ランタン方面(キャンジンゴンパよりさらに上の、ツェルゴリ方面)が有名ですが、ここ以外にも、今回のゴサイクンド周辺や、エベレスト方面でも見ることができます。

※ランタン方面は、昨年4月の地震で多大な被害を受け、一時的に入域制限されていましたが、現在はロッジ泊トレッキングもできるようになっています。(ただし雨期中は閉鎖しているロッジもありますので、ご注意を)

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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