【和歌山応援】和歌山電鐵貴志川線・貴志駅たま駅長に会ってきた!

公開日 : 2011年10月07日
最終更新 :
筆者 : 林 秀代

すっかり爽やかな秋のお天気になりましたね。この間和歌山へ行ってきました。

先月台風で大きな被害を受けた和歌山県ですが、問題なく観光できるところはたくさんあるのですよ。

道路・鉄道など不通になっているところは、各地で復旧作業が行われています。こちらの最新情報を確認のうえ、お出かけくださいね。和歌山駅までのJRきのくに線については、こちらの運行再開見込みをよくお読みください。

私が行った、というよりも「乗った」のは、和歌山電鐵貴志川線。台風の影響はぜーんぜんありませんよ。以前は廃線の危機にあった路線ですが、再生するためにユニークで楽しいサービスや「仕掛け」がたくさんあって楽しめます♪。

まずは、JR和歌山駅へ。改札で「これから和歌山電鐵に乗ります!」と言えば、改札内に入らせてもらえます。なぜかJRの構内に入り、階段にある猫の足跡をたどっていきます。和歌山電鐵の改札窓口へはその足跡をたどっていけば到着です。私たちは途中下車をしてまた電車に乗る予定なので、駅員の方のオススメで1日乗車券を購入しました。窓口の方に相談すれば、お得な方を教えてくれますよ。

まずやってきたのは、赤いボディのおもちゃ電車。

車内にはガチャガチャがあったり、ガラスケースに鉄道模型が入っていて、中の模型を子どもたちが眺められるようにイスも据え付けてあります。また赤ちゃんにはベビーキープも。座席はお座敷イスのような背もたれとカラフルなお座布団があって、なんだかリラックスできますね。

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最初は街中を走っていた電車からの眺めは、稲穂が垂れる田んぼの眺めに。伊太祈曽駅で途中下車してレンタサイクルを借りました。駅の窓口に「すみませーん、自転車借りたいんですけど」と一声かけると、簡単な書類を書いて借りることができます。レンタル料はなんと1台100円!「ほんとにこれだけなんですか?」と私、駅のお姉さんに確認してしまいました。伊太祈曽駅近くには伊太祁曽神社をはじめとして歴史のある神社や公園があり、熊野古道もサイクリングすることができます。お弁当タイムにいいですね。

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また伊太祈曽駅から電車に乗ります。次に来たのはいちご電車。貴志川線の終点の貴志駅の近くにはイチゴの観光農園がたくさんあり、冬から春にかけていちご狩りができるそうです。その特産のいちごをモチーフに電車をリノベーションしたのですね。イチゴがたくさん描かれている赤いシートがかわいいです。

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終点貴志駅に着きました。貴志駅といえば、スーパー駅長たまが勤務しています。この日もたま駅長いましたよ!

駅長、勤務中ですけど!寝ていていいんですか!?

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12歳のたまは人間でいえば70歳を超えています。長く勤務してもらうためには、いねむりしてもいいんじゃないでしょうか。いつまでも元気でいてほしいですから。

ちなみに、たま駅長の勤務日は月-土、祝日で、日曜日はお休みです。

昨年新しくなったばかり貴志駅は、少し離れてみると・・・・、ひょっとして、たま駅長ではないですか!駅舎の中には、たまグッズが買えるお店があったり、カフェもあって休憩できたりします。

鉄道好きの方はお気づきでしょうが、貴志駅や和歌山電鐵の楽しい電車をデザインしたのは、鉄道デザイナーの水戸岡鋭治さんです。九州新幹線やJR九州の列車デザインで使われているモノがここにもあります。駅舎の中をご覧いただければ、きっとおわかりいただけますよ。

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貴志駅から和歌山駅へはたま電車で行きます。

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外側はすごくかわいいたまのイラストでいっぱいなのですが・・・・、中に入ると、こんなに凝っていて、もう本当に驚き!素敵なネコ足のイス、こんなステキなデザインのイスが電車の中にあっていいんでしょうか!?本当、どこに座ろうか悩みました。

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ワクワクするので、電車に乗っていて血流が上がりました~。明日からの3連休にぜひどうぞ!

楽しい3連休を~!!

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