東京都特派員 −京都特派員番外編・特派員のカミング・アウト?−

公開日 : 2007年09月04日
最終更新 :
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かつて私には「日本の」でも「京都の」でもなく、「私の三大祭」がありました。一つは7月に多摩川で開かれていたある公営花火大会。これはなぜか去年から中止になってしまいました。隅田川花火大会や東京湾大華火は混み過ぎて見に行けません。でも多摩川のものは規模が小さいので楽に見ることが出来ました。毎年、打ち上げ場所の対岸の石ころだらけの河原に座って見物しました。火薬の臭いがし、花火の燃え殻がバラバラ降ってきて、それなりの迫力がありました。

もう一つは東京・丸の内で年末に行われた光の造形、東京ミレナリオです。こちらもJR東京駅再開発のせいとかで、やはり昨年、姿を消しています。私には再開発のためとは思えないのですが、もうミレナイヨ。残念!

そして残る一つは東京・浅草の浅草サンバカーニバルです。今年で27回目。前二者に反し、ますます勢い盛んです。

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既にサポーター席(今年は5500円、案内パンフと団扇、タオルつき)を手に入れてあります。午後1時過ぎから始まり、6時頃までの約5時間の長丁場です。言うまでもなく今年の夏は半端な暑さではなかったので覚悟して行きましたが、当日の東京の最高気温は32.9度と今夏にしては低めで、席はパレードコースの南側でビルの日陰になるため、思ったより大分楽でした。

ただ、対面の北側で見ている人たちには容赦なく陽が射し、主催者側が熱射病予防のため十分に水分を摂るよう場内放送で盛んに注意を促していました。参加者たちも水を補給しながらの行進で、ペットボトルの数とサイズの大きさが例年以上に目立ちました。

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以前あるウェブサイトで、ブラジルの地方都市を旅行した人がたまたまカーニバルのパレードに出会い、バテリアの演奏を聴いて感動の余り涙が出た、ふうなことが書いてあるのを読んだことがありますが、まさにその通り。そして私には密かな夢があります。いつかどこかのチームでバテリアのメンバーになってパレードに参加することです。

当カーニバルではパレードコースの近辺やホームページでオフィシャルグッズを販売しています。私はいつもS1(上位)リーグ各チームのテーマ曲を収録したCD(1300円)を買って聴いています。少々気恥ずかしいので、サンバカーニバルのファンであることは余り人に話しません。だからここまでの話、全部内緒ですよ。

パレードのコンテストは2つのリーグが審査対象となり、今年の優勝チームはどちらのリーグも大学生のチームでした。因みに今回の観客数は49万5千人だったそうで、これほどの人数、誰がどうやって数えたんですかね。

私の三大祭は一大祭りになってしまいましたが、私に取って夏の終りを告げるものは五山の送り火ではありません。そうです、もうお分かりの通り浅草サンバカーニバルです。

東京まで行かなくて済むように京都でもサンバカーニバルをやって欲しいのですが、京都には似合わないかな?

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