知っていれば恥をかかない箸の話

公開日 : 2008年04月24日
最終更新 :

まだ引っ越してくる前のこと、京都に来た折、ある料亭のホテルの出張店で食事をしたことがありました。出された白木の箸が湿っており、使い回しかな?と思ったことがあります。使い捨てにしないのは評価できるが、再使用するなら違う材質のものにすべきでは? などと考えはしたものの、店側に聞くことはしませんでした。店の名に背くようなもてなしなのか、それほどの店ではなかったのか…?

朝日新聞の夕刊に関西圏の特集ページがあります。木曜日は「勝手に関西世界遺産」と題し、読者から「「これぞ関西の世界遺産」という有形無形のお宝の推薦」を受け、「関西が誇る「お宝」を紹介」しています。本日(24日)登場の関西世界遺産は「登録番号

164 吉野の割り箸」です。読んでいてハッ!としました。「白木の箸は使用する前に水を含ませ、ふいてから用いるのがしきたりである。そうすることにより飯や菜は食べやすい。従って箸袋は不要。」とあるではないか!そういえばあの時の箸は箸袋には入っていなかったし、紙帯で巻いてもいなかったような気がします。

これまで行ったどの日本料理店でも上記のような経験をしたことはありません。疑問が解消した上、あの時、店に注文をつけなくて良かった!と思いました。皆さん、ご存知でした? 何も京都に限った話ではありません。知っていて損はないと思いますよ。ただ、定食屋あたりで湿っぽい箸が出てきたら、ちょっと気にしたほうがいいかも…

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