続・鉾建て ‐祇園祭‐

公開日 : 2009年07月11日
最終更新 :
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いつも出足が遅いため、見に行くとたいてい鉾は真木(しんぎ)を取り付けられて立ち上がってしまっています。でも菊水鉾(中京区室町通四条上る菊水鉾町)は他より建つのが遅いせいか、毎年、不思議といい場面に巡り合います。今年もさあそろそろ立ち上げるぞ!というところに出くわしました。

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これまで四条通側(南)からばかり見物しましたが、今日は北側に行きました。スタッフが紙垂(しで。かみしで)を観客に配っています。私も一つもらって真木の榊の枝に結びつけました。何かのご利益にありつけるとか、願いを込めると叶うというようなことがあるのかもしれませんが、本当のところは知りません。どの鉾にしても、鉾の立ち上げを見物するのは真木のある側からの方が見応えがあるようです。

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菊水鉾には他の鉾と大きく違うところがいくつかあります。まず鉾の屋根が丸みを帯びた唐破風であること(他の鉾は切り妻破風)。音頭取が烏帽子と袴を着け、菊の葉の形をした団扇を持つところ(他の鉾は浴衣姿で被り物はなく、手に持つのは扇)。烏帽子に袴姿の方が浴衣の着流しより改まった感じがしますが、逆に持つのは扇でなく団扇というところにちぐはぐな印象を持ってしまいます。でも山鉾巡行では正装とか略装とかはあまり関係ないのかな?(上の写真3点は昨年の巡行の時のもの)

菊水鉾を見る機会がありましたら、ちょっと注意して見てみて下さい。ご参考までに一昨年昨年の様子もご覧下さい。

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