露庵 菊乃井

公開日 : 2009年10月21日
最終更新 :
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同店は先日発売された『ミシュランガイド 京都 大阪』で☆☆が付いたので、こりゃまずい!混みそうだ、と思ってしばらく迷っていましたが、幸い予約が取れました。東山の本店は☆☆☆です。

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(八寸.手前に立っているのはススキの穂)   (向付.明石天然鯛とつばす(ブリの幼魚)の造り)

3種類ある中から10500円のコースを選択。別に生ビール(中)を1杯。料理7種に松茸御飯と水物。魚が続くので苦手な人はお気の毒。特に印象に残ったのは最初に出された〈胡桃味噌〉で食べる〈小蕪の風呂吹き〉。思わずニンマリしてしまうほどのうまさ。そして〈琵琶湖産子持ち鮎の塩焼き〉は頭も骨も丸ごと食べられる柔らかさでした。

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(子持ち鮎の塩焼き.写真を撮る前に頭を食べてしまった)  (松茸御飯)

昼食にしては少々重い献立で、1番目当ての松茸御飯はさすがに食べきれず、持ち帰りにしてもらいました。料理に注文のつけ様はなく、料金との見合いで言えば相当な割安感がありました。

店の人と会話ができ、客への対応も早く、包丁捌きなどを見ることもできるので、大人数でなければカウンターがお薦めです。

ところで私には東京時代によく行った日本料理店がありました。この店での業務連絡は決して客の名前を口にしません。「○番テーブル(○○の間)のお客様」と言って連絡し合っています。他の客の手前、プライバシーに配慮してのことと思いますが、同じ名前の客がいる場合、この方が間違いを防げるという理由もあるかもしれません。

今日行った露庵では、入店した際は「○○さんお見えです」と呼び上げられ、また調理場から「○○さんの魚」と言う声が聞こえてきました。初めての客でもそう思わせないための気遣いかも知れませんが、果たしてどちらがいいのか?

昔、初めての寿司店に二人の予約で行った時のこと、団体でもないのに、しかも漢字では教えていないのに、店の前に予約客として名前が掲示されていたことがありました。ちょっと驚き苦笑いしたことがありますが、これはやり過ぎ。

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