時代祭
正午に京都御所の建礼門前を出発した行列は、午後2時過ぎにこの辺りを通過する予定です。近くにも有料観覧席はありますが、最前列が取れる保証はまったくなく、それ以外の席では写真が撮り難いので利用するつもりはありません。
観客は予想していたより少なく、前の人が邪魔になって…というほどの混み方ではありませんでした。途中の沿道の様子は分かりませんが、御苑で見るよりは遥かに楽です。と好条件が揃ったはずなのに思わぬ障害が現われました。写真を撮ろうとした方向のど真中に警察官が立ちはだかったのです。祇園祭のときは観客に言われてしゃがんでくれたこともあったので、任務は理解していますが、ちょっと気を利かせてくれてもいいのでは… 仕方なく撮影アングルをずらすことにしました。
待つこと70〜80分。ようやく行列がやって来たのに更なる問題が発生。普通ならこのまま一気に通り過ぎるはずなのに、大鳥居の手前でスタッフの指示で行列が停留し始めたのです。目の前が列の溜まり場になり、各時代の列が3重、4重に並び始めました。歴史の流れがパラレルになって行くのです。そしてシャッターチャンスもどんどん失われてしまいました。
平安神宮に入るための、そしてそれ以上に有料観覧者のための間隔の調整のようでした。今年の時代祭見物はこんな具合でしたが、終わる頃にはもう4時を過ぎていました。昼頃は太陽がジリジリと照り付けて汗ばむほどでしたが、この季節、午後も半ばを過ぎると陽は大きく傾き、夕方の気配が漂い始めて「もう帰ろうよー」と言う気分にさせられてしまいます。行事の終盤は行列の参加者も観客もテンションが下がってしまうような気がします。大変混みますがロケーションは京都御苑がベストのようです。来年はやっぱり御苑で見物します。
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