渉成園

公開日 : 2011年12月30日
最終更新 :
筆者 : Akio

いよいよ 明日は大晦日ですね。

京都駅近くにある 渉成園に 行って来ました。

本願寺 025.jpg

渉成園は、街の中にありますが 庭園の中は とても静かな 世界が広がっています。

美しい色の ドウダンツツジが 迎えてくれました。

本願寺 077.jpg

渉成園の建つ この地は、平安時代初期 光源氏のモデルと言われる 

嵯峨天皇の皇子 源融(みなもとのとおる)の邸宅(六条河原院)が あった所です。

本願寺 063.jpg

その頃の 六条河原院は 広大な敷地だったと 言われています。

源融は この地に毎日 大阪から海水を運ばせて 大きな池を作っていたそうです。

本願寺 067.jpg

源融の死後 子息が相続し、その後 宇多上皇に献上されました。

時は流れ 広大な跡地の一部に、江戸時代に 渉成園が作られています。

本願寺 030.jpg

『源氏物語』の『河海抄』には、光源氏の邸宅モデルは

 渉成園が建つ ここ 河原院の様に綴られていました。 

本願寺 044.jpg

そして、夕顔と一夜を明かした所も ここの様に思えます。

水面には 遠い歴史と 夕暮れの京都タワーが映っていました。

本願寺 037.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。