梅が咲き始めた北野天満宮。

公開日 : 2014年02月17日
最終更新 :
筆者 : Akio

梅が咲き始めた、北野天満宮。

境内の梅・・・陽のあたる所は、咲き始めていましたが、

多くが、これから咲いて来ると言う感じです。

《北野天満宮》

アクセス 

〇 京都駅から京都市営バス50, 101号系統「北野天満宮前」下車

〇 四条河原町から京都市営バス51号系統「北野天満宮前」下車

〇 京阪三条から京都市営バス10号系統「北野天満宮前」下車

〇 駐車場 無料 9:00~17:00(毎月25日は縁日のため駐車できません。)

〇 拝観料 境内自由   宝物殿 一般300円 中高生250円 小人150円

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北野天満宮と言いますと、菅原道真公。

梅と牛・・そして和歌が浮かんで来ます。

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学問の神様・・・菅原道真公は、牛と梅を愛された平安時代の優秀な政治家でした。

菅原道真公は、改革を志した政治家で、日本の財政破綻を救う為、

数々の政治改革を行っておられます。

しかし、道真公の事を 快く思わない勢力(朝廷や貴族階級)が 立ちはだかり 

罪を着せられ、大宰府へ左遷されます。

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都を、去る時に詠んだ句が・・・・・

『東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな』

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政治の力をそがれ・・都から離れ、愛した家族とも梅や牛とも

別れての大宰府行きは、さぞかし辛いものだったでしょうね。

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九州・太宰府天満宮には『飛梅伝説』があります。

道真公が 京を去る時、『東風吹かば・・・』と和歌を詠むと、梅は一夜にして 

道真公の行く太宰府まで飛んだと言うお話です。

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後年・・大宰府で道真公は、亡くなられています。

その後、都が繁栄し平安文化が花開したのは、

道真公の改革の成果だったと言われています。

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北野天満宮の梅。 固い蕾も膨らみはじめて、いよいよ開花の時を迎えます。

来る2月25日は、『梅花祭』。

この日は祭神菅原道真公の命日にあたり、梅の花をこよなく愛でた道真を偲び、

梅花を添えた神饌を供える春の行事です。

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そして、北野天満宮の境内で行われた秀吉の北野大茶湯にちなみ、

境内の梅苑で野点の席が設けられ、上七軒芸舞妓さんによる華やかな野点茶会も

開かれます。

〇 野点拝服: 有料1,500円 10~15時

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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