祇園囃子が聞こえます。宵々々山の夜。

公開日 : 2014年07月16日
最終更新 :
筆者 : Akio

昨夜の宵々山には、28万人の人出だったそうです。

写真は、14日の夜の宵々々山。

四条通りには、車と人の流れの向こうに鉾が見えました。

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四条から細い道を下がって船鉾。

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この鉾は、船の形をしています。

子供達の、ちまきを売る掛け声が町中に響いています。

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祇園祭の宵山期間には(14日~16日)山鉾町にある旧家や老舗が

それぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾り公開しています。

屏風が飾られている所が多いので、屏風祭りとも言いますが、着物や人形などを

飾る所もあります。

こちらでは、ミニチュア鉾が巡行順に並んでいました。

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旧家で見た、立派な鉾。

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四条室町に戻って、菊水鉾。

コンチキチン コンチキチン・・・室町に響く祇園囃子。

一年ぶりに聞こえて来た祇園囃子の音。

この音色は、鉦(かね)、笛、太鼓の楽器を使って奏でられています。

コンチキチンと鳴っているのは鉦。

雅楽の様な、ご詠歌の様な、草笛の様な

旋律が心に響いて来ます。

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四条通りに建つ、月鉾。

鉾のすぐ近くを車が走って行きます。

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  「コンチキチン 電話しばらく 切らないで」 

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  「月鉾の きしみに 古都がよみがえり」

            祇園祭を詠った名句が浮かんで来ます。

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コンチキチン コンチキチン 

今夜は宵山。

明日は、先祭りの山鉾巡行です。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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