霧の比叡山、行く春を見届ける桜の風景。
降り続く雨の合間の、比叡山ドライブウェイ。
この日は、朝から雨。
雨の上った比叡山は、琵琶湖から吹き上げる霧で
白い世界。
比叡山は、京都と滋賀にまたがる高さ848.mの山。
ドライブウェイは、延暦寺と比叡山頂を結ぶ有料道路で1958年に開通しています。
道路沿いに咲く赤いシャクナゲ。
新緑の中に、赤い色が映えています。
ドライブウェーの道路沿いには、千本以上の桜があり、
関西では遅くまで桜が見れる所ですが・・・
降り続いた雨で殆どが葉桜になっていました。
葉桜の続く道路を走って、びわ湖が一望出来る
夢見が丘駐車場に着きました。
ここには、桜が咲いていました。
桜の向こうに広がる、大津とびわ湖の景色。
霧も少し晴れて来ました。
霧の中の椿と桜。
この日僕が走った比叡山ドライブウェーは、夢見ヶ丘まででした。
比叡山ドライブウェーは滋賀の堅田まで続いています。
延暦寺から堅田間では、まだこれから八重桜が咲くとの事でした。
夢見が丘からは、数人の方が桜と琵琶湖を眺めておられました。
芭蕉さんの俳句・・・
「行く春を 近江の人と 惜しみける」。
そんな句も浮かんで来ました。
三月末から咲いた関西の桜。。。
今年も北上する桜前線を見送った比叡山でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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