嵯峨野の案山子さんと寺院の言葉。

公開日 : 2015年09月24日
最終更新 :
筆者 : Akio

この季節、嵯峨野には案山子さんが並んでいます。

ここは、酒米を作る田。

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案山子さん達は、鳥から稲を守っています。

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あぜ道を見ると、沢山の彼岸花。

彼岸花は不思議な花ですね。

この花は、彼岸の頃になると、土手からニョキニョキと生えて来ます。

ヒガンバナは縄文時代に稲作とともに渡来したそうで、以来・・人の手によってあぜ道に植えられて広がりました。

あぜに植えるとあぜの土が、しっかりと固まるそうです。

また球根には毒があり、小動物避けにもなると言われています。

秋の日、あぜ道を彩る様に咲く彼岸花。

暫くすると、全て散って見えなくなってしまいます。

それからは、花も葉もない時期が長く続く不思議な花です。

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嵯峨野からの帰り道、西京区・長恩寺さんの山門前には

ありがたい言葉が見えました。

「実るには 天地の恵み 人の精進」。

連休が終わり、九月も後半へと入って行きますね。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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