嵯峨野の案山子さんと寺院の言葉。
この季節、嵯峨野には案山子さんが並んでいます。
ここは、酒米を作る田。
案山子さん達は、鳥から稲を守っています。
あぜ道を見ると、沢山の彼岸花。
彼岸花は不思議な花ですね。
この花は、彼岸の頃になると、土手からニョキニョキと生えて来ます。
ヒガンバナは縄文時代に稲作とともに渡来したそうで、以来・・人の手によってあぜ道に植えられて広がりました。
あぜに植えるとあぜの土が、しっかりと固まるそうです。
また球根には毒があり、小動物避けにもなると言われています。
秋の日、あぜ道を彩る様に咲く彼岸花。
暫くすると、全て散って見えなくなってしまいます。
それからは、花も葉もない時期が長く続く不思議な花です。
嵯峨野からの帰り道、西京区・長恩寺さんの山門前には
ありがたい言葉が見えました。
「実るには 天地の恵み 人の精進」。
連休が終わり、九月も後半へと入って行きますね。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。