雨の毘沙門堂に咲く「毘沙門しだれ桜」。
雨の日の毘沙門堂。
毘沙門堂のある山科は、江戸時代には江戸と京都を結ぶ
東海道の交通の要所として賑わいを見せ
参勤交代の行列は、必ず毘沙門堂にお参りに寄ったそうです。
ご本尊に京都七福神のひとつ、毘沙門天を祀ることから
「毘沙門堂」と呼ばれています。
毘沙門堂の、春は見事な桜。
秋には、燃える様な紅葉の世界が広がります。
鎌倉時代から桜の名所で知られ、歌人、藤原定家も
『名月記』に花見に訪れたと記しています。
境内に咲く桜は「染井吉野」や「糸桜」など、約50本。
その中でも一番の見どころは、宸殿前の「毘沙門しだれ桜」。
江戸時代から受け継がれ、現在は五代目。
高さ約10メートル、枝張り約30メートル、樹齢150年を超える大樹です。
降りしきる雨の中、美しい桜の世界が見えました。
《毘沙門堂》
〇住所 京都市山科区安朱稲荷山町18
〇時間 8時30分~17時(閉門)
〇境内散策 無料
※堂内は大人500円・高校生400円・小中生300円
〇アクセス
京阪山科駅下車 北へ徒歩約20分。
地下鉄山科駅下車 北へ徒歩約20分。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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