雨の毘沙門堂に咲く「毘沙門しだれ桜」。

公開日 : 2016年04月08日
最終更新 :
筆者 : Akio

雨の日の毘沙門堂。

毘沙門堂のある山科は、江戸時代には江戸と京都を結ぶ

東海道の交通の要所として賑わいを見せ

参勤交代の行列は、必ず毘沙門堂にお参りに寄ったそうです。

ご本尊に京都七福神のひとつ、毘沙門天を祀ることから

「毘沙門堂」と呼ばれています。

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毘沙門堂の、春は見事な桜。

秋には、燃える様な紅葉の世界が広がります。

鎌倉時代から桜の名所で知られ、歌人、藤原定家も

『名月記』に花見に訪れたと記しています。

境内に咲く桜は「染井吉野」や「糸桜」など、約50本。

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その中でも一番の見どころは、宸殿前の「毘沙門しだれ桜」。

江戸時代から受け継がれ、現在は五代目。

高さ約10メートル、枝張り約30メートル、樹齢150年を超える大樹です。

降りしきる雨の中、美しい桜の世界が見えました。

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《毘沙門堂》

〇住所   京都市山科区安朱稲荷山町18   

〇時間   8時30分~17時(閉門)

〇境内散策 無料

 ※堂内は大人500円・高校生400円・小中生300円

〇アクセス

 京阪山科駅下車 北へ徒歩約20分。

 地下鉄山科駅下車 北へ徒歩約20分。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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