織田信長と長刀鉾。
今日の祇園祭は宵々山。四条烏丸に建つ長刀鉾。
長刀鉾は、唯一 稚児が乗り込む鉾で、山鉾巡行では先頭を行く鉾です。
長刀鉾には、「ちまき」(千円)を買うと、二階に上れ鉾に乗れます。
二階では、長刀鉾の装飾品や稚児の衣装等が展示されています。
稚児の衣装。
夏草とかすみ模様。
長刀鉾では、提灯やテント、浴衣や手拭いにも「長」の文字が使われています。
この「長」の文字は、かつて織田信長が、長刀鉾町から何かを
寄進された時に、返礼に自筆で書いた文字が、
デザインの元となったと言われています。
信長は左利きだったとも。。。
鉾には、二階から連絡橋を渡って行けますが
女性は、ここまでです。
長刀鉾は、現在でも女人禁制の伝統を守っている唯一の鉾で
見物客も例外ではありません。
連絡橋をわたり、鉾に乗り込みました。
鉾の上の広さは六畳位でしょうか。
そんなには広くない所に、巡行の日は、稚児・禿とその父、稚児係、
囃子方など約50人が乗ります。
更に、屋根の上には屋根方。鉾の前方には音頭取りも乗ります。
これだけの人数が乗り込み、曳いて動かすのですから凄いですね。
鉾を引く曳き子は50人。鉾一台に総数は100人以上となります。
鉾からは提灯の間に四条通りが見えました。
祇園祭の前祭り、今日は宵々山です。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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