コンチキチン・・後祭りの祇園囃子が聞えます。
コンコンチキチン コンチキチン・・後祭りのお囃子が
京の町に響いています。
後祭りの人気の鉾、大船鉾です。
大船鉾では鉾の先端に檜で作られた龍頭が復活しました。
以前の龍頭は幕末に焼失したそうで、復活するのは約152年ぶりとの事。
高さ約2メートル、重さ約220キロの素晴らしい龍頭です。
大船鉾が建っているのは新町通り。
新町通りから四条を挟んで、南観音山が見えます。
祇園囃子に誘われて南観音山へ。
コンコンチキチン コンチキチン・・
コンコンチキチンと鳴っているのは鉦。
雅楽の様な、ご詠歌の様な、草笛の様な独特の音色が耳に響きます。
祇園祭の後祭りが復活したのは2014年でした。
前祭りでは圧倒される程の人出となりますが、後祭りは
控え目な人出で、昔ながらの、そぞろ歩きで祇園祭を楽しみたい人にお勧めです。
新町通りや室町通りに建つ山鉾の数は10基。
夕暮れから夜景に変わり、提灯の明かりが綺麗です。
先人達が詠まれた、祇園祭の名句も浮かんで来ました。
「われもまた ゆきてまぎれん 祇園囃子の中」
「孫と見る 祇園祭りの 旗ゆれて」
「遠くより 祇園囃子は こんちきちん」
「宵山へ 娘二人の 帯結ぶ」
「ゆくもまた かへるも祇園囃子の中」
コンチキチン コンチキチン・・・・・
祇園祭の後祭り。
祇園囃子が響いています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。