マンダレイ・ベイ続々報その2

公開日 : 1999年03月05日
最終更新 :

今回は、マンダレイ・ベイ(以下MB)の宿泊施設についてのお話です。

お部屋はちょっと小ぶりで、床から天井までの壁一面ガラスの窓が印象的です。公式発表では、スタンダード・デラックスのお部屋料金は一泊99ドルから、そして15種類あるというスイート・ルームは400ドルからとの事。しかし、実際予約係に電話すると、スイートに限って言えば、日によっては189ドルのハネムーン・スイートもありましたから、今後の客足状態によっては、値下がりも期待できそう。一方、スタンダードのお部屋は139ドル159ドルという返事が返ってきました。

ところで、アメリカのホテル料金の「定価」はあってないようなもの。週末や街で大きなイベントがあれば値段があがりますし、季節はずれだとぐんとお値段が下がったり、同じ日に同じレベルのお部屋に泊まっても、値段が違うことは良くあります。

バスルームは、ガラスドア付きシャワーとバスタブが別々になっているほか、トイレもバスルームの奥にあってドア付きなので、二人以上で泊まる人にとっては、バスルームの奪い合い(?)がちょっとは緩和されることでしょう。

最近新設のホテルの例にもれず、ウレシイのはモバイル専用のモジュラー・ジャックや、コンセントが完備されている事です。小さくて見にくいのですか、下の写真の説明通り、モジュラージャックの接続口とコンセントは、テーブルもしくはデスクの直ぐ近く、しかも腰の高さの位置にあるので、テーブルを動かしたり、かがんだりして、コンセントを捜す手間がかかりません。

ホテルからノート・パソコンなどを接続しようとして、モジュラージャック口を捜し求めてベッドを動かしたり、コンセントを捜しあてても、TVやランプなどで使われていて全部一杯、あちらを立てればこちらが立たずとか、コンセントとモジュラー・ジャック口が不便な位置かつ離れていて、コードを目一杯使いながら床でノート・パソコン打ってたなんて経験がある方には、この設備がいかに喜ばしいかお分かりだと思います。

また、ホテルの34階を占めるのが、ハウス・オブ・ブルース風インテリア・デザインのHOBルーム。有名ブルース・ミュージシャンの石膏アートが通路に飾ってあったりと、キッチュなアートとインテリアが特徴的ですが、造りそのものはMBのスタンダード・デラックス・ルームと全く変わりありません。公式発表では、スタンダード・デラックスのお値段に100ドル上乗せしたのがHOBルームのお値段との事でしたが、やはり実際予約に電話してみると、40ドルしか違いませんでした。

そのお値段の違いはといいますと、HOBルームにはCDプレーヤーが備えられているのと(CDそのものはなし!お客様が持参)、現在のところコンチネンタルブレックファーストや夕方のスナック、スパ及びHOBラウンジ入場券がついてくるとの事。ただしこれらのエキストラは試験的に行っているもので、今後のお客様の反応によって内容やお値段の違いは変わるそうです。特にオープニング当初は、話題集めのためと、何がお客に受けるか暗中模索の状態なので、いろいろエキストラが付いてくることが多いのでお得です。

ところで、ホテルのお部屋に到着するまでに、スロットマシン・ジャングルの中を右往左往しなくてはならないカジノが多い今日この頃の中にあって、ここではお部屋行きのエレベーターは、フロント・ロビーの近くにあって、ホッとしてしまいます。

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お部屋によってはストリップが見渡せます。あれに見えるは、ピラミッドにエッフェル塔。摩天楼もあるで~。(中)

これはHOBのレストラン部分にあったアートですが、HOBルームもこんな感じのアートで飾られています。(下)

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