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アメリカ/ラスベガス特派員ブログ 石川 葉子

アメリカ・ラスベガス特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2011年6月25日

サ・ヨ・ナ・ラ そして身ぐるみはがされるサハラホテル


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サ・ヨ・ナ・ラ そして身ぐるみはがされるサハラホテル



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1952年生まれのSAHARA HOTELが、先月5/16、その59年の役目を終えて静かにクローズとなりました。


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ストラトスフィアタワーのななめ向かい側にあったここはその名の通り、サハラ砂漠・モロッコがテーマのホテル。
ストリップにできた6軒目のホテルですので、その頃はらくだの銅像があったりするエキゾチックな雰囲気が斬新だったんでしょうね。


映画Viva Las Vegasの撮影中にエルビスプレスリーが泊まっていたとか、
ビートルズがラスベガスに来た折に宿泊したとか、数々の歴史があるホテルでもあります。

多分、泊まったことはないけれど、時速112㎞のローラーコースターとかNASCARカフェ、
あるいはリック・トーマスやスティーブ・ワイリックのマジックショーを観るのに訪れた方もいるかもしれませんね。



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さて、クローズしてから1ヶ月後の先週6/16から、このホテルの「一掃セール」が始まりました。
クローズ後の身売り先もなかったようなので、これは当然かもしれません。


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正確には"Liquidation Sale"と呼ばれるこの手のセールは、
倒産したりクローズするお店などで、商品だけでなく店内の棚や什器備品、すべてが売りに出されるもの。

まさに、"Everything Must go!"(全品売り尽くし!)なわけで、
客室内はもちろんのこと、カジノ、バフェ、レストラン、シアターなど
とにかく建物内に存在するありとあらゆるモノが値段をつけられて売られることになります。


で、どんな様子なのかいうと。。。



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ホテル入り口では、すでにドアの取っ手が売られています。

「ドアの取っ手を見たらどのホテルかわかる」っていう特徴あるものを持つホテルが
ラスベガスには結構あるのですが、サハラホテルもそのひとつ。

これはすでに売り手がついていました。$250なり。



こちらはわかりやすいかな。バフェやコーヒーショップで使われていた食器の売り場。


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バンケット用のテーブルの上にワイングラスやマグが山のように置かれています。ひとつ$1から$2なり。
ざっと見たところ、結構キレイなものが多かったようです。(実はウォーターグラス買っちゃいました)

ほかにもカトラリーはもとより、ポットやトレイなどレストランでみかける什器備品がすべて売られています。



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客室内のモノは、こうやってサンプルとして通路の壁に値段とともにディスプレイされています。
バスルーム備え付けのドライヤー、ティッシュケース、トイレットペーパーのホルダーやアイロン、荷物用ラックなど。



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こちらは、ベッド、ナイトテーブル、額、ランプ、テレビ、棚、引き出しなど。
カジノフロアの一角にこれらの大きめアイテムを集めたサンプルコーナーも作られていて、
買い方の説明や、今日はどのフロアがオープンされているのかなど、係りの人が説明してくれます。
(ホテルは約1700室あるので、1日ごとに違うフロアを少しづつオープンしているようです。)
ちなみにシアター内の椅子も買えますよ。と説明してました。誰が買うんだろう?



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フロントデスクにいくつも置かれていた、この、いかにもなスタイルのチェックインサイン、
$250ですが、結構"SOLD"(売約済)の札がついてました。
こういうの、何年かしたらeBayで売られるのかも?


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こんなものまで売られています。$25なり。もちろんウォシュレットなんてついていませんよ。


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カジノフロアでも、天井のシャンデリアからシャッフルマシンまで全てSale!

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ポーカーテーブル$850。



6/16から始まったこのセールは、最初の4日間は入場料$10で、それ以降は無料。初日は長蛇の列ができていたようです。
友人は客室にあるはずのフラット画面テレビを目指して初日の夕方行ったのですが、
すでにそれらはあとかたもなく、残っていたのは昔ながらのテレビだけだったと肩を落としていました。

私が行った2日目はなぜか入場料の徴収もなく、時間が遅かったこともあり全く並ばずに入場できてます。
普段の買い物と全く同じで、その日にオープンしているフロアであればスイートルーム以外はだいたい
すべての部屋に入ることできるので、部屋に入ってほしいものがあれば、それを持っていって
1階のキャッシャー(レジ)でお金を払います。


カートが必要な場合は、IDを見せれば大きな業務用のカートやベルマンが使うスーツケース運搬用のカートを借りることができます。

たとえば、ソファを買いたいけど今日は車がないので運べない。というような場合は、
支払いさえ済ませれば、取り置きも可能。

元フロントデスクがレジとして使われていて、カートにいろいろな家具を乗せた人たちで結構な人だかり。
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購入した品物は代金と税金の他に手数料として10%を支払う必要があります。
もちろんクレジットカードも可。


ソファやテレビ用の棚を買って、トラックを待つ人や、
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キングサイズのマットレスを担いで、自分のトラックまで運ぶ人とか。
sahara_people_2.jpg



そして、あらゆるものを持っていかれてしまった部屋。。。

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この部屋はまだカーテンとベッドの台が残っているのが救いですね。
が、これらもすぐになくなることでしょう。

私はこの日、カーテンを山盛り積んだカートを押しているおじさんとすれ違いました!

このセール、600,000以上のアイテムが売りに出されているそうで、
すべて売りつくすまで続きます。




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カテゴリー 旅行・ツアー・ホテル
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      ラスベガス特派員
      石川 葉子
      南の島ばかり旅して潜っていたのに、なぜか今は砂漠のど真ん中。縁あってたどりついたここラスベガスは、街そのものも魅力にあふれていますが、実はちょっと足を延ばせば心癒される自然にたっぷり出会える「一粒で2度おいしい」街。そんなラスベガスのいろいろな顔をご紹介していきます。
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