今年も元気なラスベガスのチャイニーズニューイヤー(旧正月)
この「チャイニーズニューイヤー」は中国の方にとっては、1年のうちでも一番大切な祝日だそうで、
ここラスベガスでもそれはそれはにぎやかにお祝いが繰り広げられます。
特にこの1-2年は、この日をはさんで1ヶ月くらいの間のイベントがどんどん増えてきているようで、
ストリップ沿いの各ホテルやダウンタウンで大小さまざまな催しが行なわれたり、
ホテル内のチャイニーズレストランでは期間限定のスペシャルメニューが提供されるなど、
街をあげての盛大なお祝いが続く1ヶ月という感じです。
そしてこの時期はここラスベガスでも中国本土や米国内からの旅行者がぐんと増える時期でもあり、
今年ストリップ沿いの某ホテルでは2/10からの1週間、毎日1,000人以上のお客様がチェックインをしていたという話も聞きました。
今年のチャイニーズニューイヤーの風景:
ベラージオのボタニカルガーデンのディスプレイも、もちろんチャイニーズニューイヤーがテーマになりました。
(チャイニーズニューイヤーのディスプレイは3/3まで。)
ボタニカルガーデンだけではなく、ピカソ(レストラン)やショッピングモールに近い北側の入り口も、中国的。
ベネチアンホテルは、天井のフレスコ画もなんのその、フロントからカジノへ向かう通路には
赤地に金字のまぶしいサインがずらりとはためいていました。
数々のイベントがある中でも、やはり大御所は今年19回目というチャイナタウンでのイベントでしょう。
今年は2/17(日)に行なわれたこのイベント、チャイナタウンモールの駐車場の敷地に作られたステージでは、
ライオンダンス(獅子舞)や和太鼓、武術からフラダンス、ヒップホップのダンスチームまで
アジア各国の文化が色濃く現れた25組ほどのパフォーマンスが行なわれ、フードベンダーは10店以上。
ステージのパフォーマンス同様、フードベンダーもアジア各国の料理がひしめいています。
「アメリカ風中華料理」のファーストフードで大人気のPanda Express.
そして、こういったイベントには必ずコスプレ系の女の子たちも参加しています。
イベントの行なわれている駐車場の周りにあるお店では、ライオンダンス(獅子舞)が
一軒一軒の軒先で商売繁盛を願ってパフォーマンスを続けます。
お母さんが右手に持っている赤い封筒は、子供の邪気払いと健康祈願のために獅子にあげるお年玉。
今年のラスベガス的チャイニーズニューイヤー、ほんのちょっとでしたが、雰囲気を感じていただけましたでしょうか?
イベントはまだ続いており、2/23には Palazzoホテルの滝のあるアトリウムにてランタン・フェスティバルが予定されています。.
■これまでの関連エントリー
○ラスベガス的チャイニーズ・ニューイヤー(中国の旧正月)の風景 [ Jan. 2012 ]
○ラスベガスの中のアジア [Aug. 2010 ]
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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