シルク・ド・ソレイユの新しいショー 「マイケル・ジャクソン "ONE" 」

公開日 : 2013年08月18日
最終更新 :

先日「'Michael Jackson One' (マイケル・ジャクソン "ONE")」 を観てきました。

これは、 6月末からレギュラー公演が始まったシルク・ド・ソレイユの一番新しいレジデンス・ショー(常駐のショー)です。

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この日は旅行業・ホテル業などのホスピタリティ業界の人たちが招待された夜でしたが、

一般のお客様も含めて約1,800席の客席はざっと見渡してもほぼ満席。

巷の評判もほとんどが良いものばかりでしたので、どんなショーになっているのかとても興味がありました。

会場はマンダレイベイホテルのシアター、以前「ライオンキング」、その前は「マンマ・ミーア!」が行われていた場所で、

このショーのために大改造されています。

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これからご覧になる皆さんのためにストーリーは控えますが、結論から言ってしまえばただ一言、「素晴らしい!ブラボー!」。

ほぼ30曲あまりのマイケル・ジャクソンの曲がシルク・ド・ソレイユのパフォーマンスとのコラボレーションで、

いろいろな顔を見せてくれました。

エンディングでは割れるような拍手とともに観客総立ち。

パフォーマンス自体のユニークさ・素晴らしさだけでなく、ショー全体の雰囲気が他のショーとは少し違っているような感じもあります。

シルク・ド・ソレイユのショーといえば、プールがステージとなる「O(オー)」、そして「KA(カー)」ではステージ自体が大きな動きをして驚かせてくれましたが、

この「ONE」では、ステージそのものはそれほど広くないように感じるものの、ステージから続く左右の壁全体がスクリーンとして使われているので、

ステージとそれらのスクリーンが一体化して巨大な三面鏡のように広がりがある舞台なのです。

そういう舞台なので、最新テクノロジーを駆使して描き出される映像とパフォーマンスが自然にひとつになって迫ってきます。

さらには音響もこれまでのショーと比べると迫力が全然違うと思っていたら、私たちが座っている座席にも

スピーカーが内臓されているのだそうです。

見ごたえたっぷりの客席上空でのパフォーマンス(エアリアル)も多く、

まるでシアターというひとつの大きなまあるい空間の中にすっぽりと包まれるように入り込んでしまって、

その中でパフォーマーたちが縦横無尽に飛び回り、私たちにいろいろな世界を見せてくれるような不思議な、でもとっても楽しくて心地よい感じ。

ところで、この「マイケル・ジャクソン "ONE" 」には、日本人のテクニカル・ディレクターが製作に携わっているだけでなく、

7人のアクロバットチームが日本から参加しています。がんばってほしいなあ。

(現在、ラスベガスで行われているシルク・ド・ソレイユの8つのショーでは、合わせて20名近い、日本人パフォーマーが活躍しているんですよ。)

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「Michael Jackson One 」、マイケル・ジャクソンファンならずとも、これはぜひとも観ていただきたいショーです。

◎オフィシャルウェブサイトはこちらから。

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筆者

アメリカ・ネバダ州特派員

石川 葉子

ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。

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