今日、満月の日にイタリアで是非食べておきたい魚貝類って?!

公開日 : 2016年01月24日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

ここイタリアはすっかり寒い日が続いています。さて、冬のイタリア料理に欠かせない料理とは?!皆さんピーンとくるのはミネストローネだと思いますが、実は、1月は魚貝類の料理でコッツエ(ムール貝)が一押しなのです!!!

リグーリア州では、コッツェのことをムスコリといいます。土地によって呼ぶ名前が違うので、最初住み始めた時には少しびっくりしました。なぜなら、ムスコリとは、イタリア語で普通は、筋肉のという意味なのです。

そうか、魚貝の筋肉を食べるのね!と思っておきましょう!(笑)

さて、このムール貝イタリアでは、アール(r)の付いた月は美味しくないといわれています。(ちなみに牡蠣は逆で(r)の付いた月は美味しいそうです!)

他の国とは若干違います。

アールの月とは、2月、3月、4月、9月、10月、11月、12月です。

イタリア語で書きますと、

Febbraio,Marzo,Aprile,Settembre,Ottobre,Novembre,Dicembre になります。

なので、アールがない月、すなわちムール貝が美味しい月は、1月、5月、6月、7月、8月です。

イタリア語で書きますと、Gennaio,Maggio,Giugno,Luglio,Agosto. になります。

ですので、今月はムール貝の美味しい月プラス、今日は満月なので、大きな身の締まったムール貝が食べられると言われています。

早速、私も今月はお財布に優しいこの美味しいムール貝を何度も買いに行きました!(笑)

冗談だと思いましたが、本当に身が締まっていて普段より大きくて美味しかったです!

今回は、ムール貝のリングイーネを料理しました。

ムール貝はボンゴレよりかなりお安く、1キロ3ユーロから4ユーロで買えます。

ボンゴレは、何時間かお水につけて砂トリをしますが、ムール貝はイタリアでは、大抵汚れたまま売っていますので、周りをしっかり洗う必要があります。それにだいたい30分ぐらいかかりますが、安くて美味しいので、準備をするのは平気になりました。最近の大型スーパーや、お魚屋さんには、ムール貝自動洗い機があって、頼むと洗ってくれますが、100セント綺麗にはなりませんし、カラが割れたりするのであまりお勧めできません。一つ一つたわしか、専用のスチールウールで洗ってくださいね!

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ワイン蒸しをし

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プチトマトを入れて

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出来上がり!

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ほら、ムール貝の身が大きいでしょ!

今日、イタリアに居る方は是非ムール貝料理がお勧めです!

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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