クリスマス前にショッピングをする時の注意

公開日 : 2016年12月08日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

皆さん、こんにちは!

さて、イタリアの街はすっかりクリスマス模様!

今年は例年より街の飾りつけが早かったような気がします。

いつもなら12月に入り8日までに少しずつイルミネーションがキラキラと輝いて、お店やレストランのクリスマス用の飾りつけが行われるといった感じなのですが、11月中旬から飾りつけをしているところもありました。

その影響から、我が家もいつもは12月7日のサンタンブロージョの日にミラノスカラ座からテレビで生中継するオペラを見ながら飾りつけをするのですが、12月5日にはすでに仕上がっていました。

(2日しか違いませんが、、、笑)

その分今年はゆっくりとオペラを鑑賞することができそうです。

さて、この時期にショッピングをする旅行者の皆さんにご注意です!

まず、ユーロのお札が日本のお札のようにきれいではありません。

もちろん綺麗なお札も出回っていますが、変な落書きをしていたり、サインが入っていたり、数字が書いてあったり、また破れてセロハンテープが貼っていたりと様々です。

在住何年にもなる私が最近お釣りで貰ってしまったのが10ユーロの一部分が完全に切れていてなくなってました、、、(苦笑)

いつもバジリコを買いに行くところだったし、もちろん顔見知りだったので、お札のチェックもせずに信じてしまい、

まさかの?!<あああ、やってしまった!>本当に油断は禁物なんです!

まだ偽札じゃなかったので良かったのですが、皆さんもよく確認することをお勧めします!

(、、、と書きながら自分自身に反省、、、)

そのあとそのお札を銀行へ行って変えてもらおうと思ったのですが、別にお買い物をしなければならず、そこで早速使ってしまいました。(お店の人はわかっていたのかも知れませんが普通に受け取ってくれました。良かった。。。)

それと、お店にもよりますが、50ユーロから100ユーロ、200ユーロ、500ユーロ

(100ユーロ以上のお札はそんなに簡単にはお財布に入ってませんが、、、笑)のお札を使う時にはこれもかなりお札が偽札でないかのチェックをされますのでご注意下さい。そのあとのお釣りも誤魔化される可能性がありますのでなるだけ20ユーロ以上のお札を持たない方が無難です。

大きいお買い物をするときにはクレジットカードで支払いしましょう!

そして、お札にセロハンテープが貼っているのも時々見かけます。

でもこれも嫌だったらすぐに反応すれば変えてくれますよ。

イタリア語が言えなくても英語で<チェンジ!プリーズ!>と言いましょう!

一度、1ユーロが完全に変形されていたのがいつの間にか私のお財布の中に入っていました、、、

(幸いそれもどこかですぐに使いましたが。。。)

こちらの人たちは自分の家はピカピカで整理整頓が行き届いているのですが、公共の場所やお札、コインなど綺麗に使おうという気持ちが残念ながら足りません。

例えば、こちらへ旅行へ来られた人たちはわかると思いますが、とにかくあちこちに落書きがあります。

もちろん、見つかると罰金らしいのですが、、、

落書きをする人達は夜中とか人気がない時を狙ってしますので、なかなか捕らえることができない状態です。

banconote-mutilate-o-danneggiate-2.jpg

切れた5ユーロ

BANCOLOTE SCRITTE.jpg

メッセージが書きこまれた20ユーロ

その他にはお釣り間違いにもご注意下さい。

たまにメルカートでビタミン不足にちょっとお野菜やフルーツを買う人にも要注意です!

計り機が正確でないのがよくありますし、例えば、おみかんを買う時にも腐りかけや傷んでいるものまたいらない葉っぱとかをたくさん入れてくれます。(苦笑)その上、1キロ頂戴って言ってもかなり多めに入れられて<これでちょうど2ユーロにしておくね!>と頼んでもないのに平気で言ってきます。

特にこの時期は街も浮足立っていますのでちょっとしたスキに誤魔化されやすいです。

私も愛犬ピッパといるときに限ってやはりスキを狙われてしまいますので気をつけるように心がけています。

そして街の混んでいるところへ行くときやバス、メトロ内にはスリなどに気を付けて下さいね。

かといって人影が少ないところへ歩くのも物騒なので、なるだけ大通りを通って、人もほどほどいるところが何か起こった時に安全です!

mercato 1.jpg

イタリアのメルカート内

とあまりビクビクしながらの観光は疲れるだけですので、ポイントだけ押さえておけばあとは十分楽しんでくださいね!この時期はラッピングもクリスマス用にしてくれますし(包み方は日本とは違って非常に雑ですが、、、苦笑)

クリスマスの飾りつけもイタリアならではの感覚でさすが世界のアートの国ですよ!

ケイコ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

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