セックス・ピストルズのほろ苦いデビュー
「また次回に」と予告しておきながら、更新が随分とお久しぶりになってしまいました。
前回、「音楽の神様」的な存在であるビートルズに関する名所をご紹介したので、今回はやや対極に位置する英国のパンクロック・バンド、セックス・ピストルズについてです。
その歌詞やファッションの過激さから、ラジオでは放送禁止、ライブハウスにも出入り禁止、そして所属事務所からさえも契約破棄されるなど、たった1年2カ月のみの短い活動期間で数々の伝説を残したこのバンド。彼らがデビューを飾ったのが、ロンドン中心部にあるセント・マーティンズ大学(写真)です。
アートやデザイン、ファッションなどを専門とし、日本人学生も多く集まるこの大学を初のライブ会場としたのですが、演奏開始後、余りの受けの悪さにコンセントを即座に抜かれて終了させられたとの逸話が語り継がれています。徹頭徹尾、嫌われ者だったんですね。
またこの大学のすぐ近くにはDenmark Streetと呼ばれる、楽器店ばかりが並んだ道があります。楽器店のお兄さんたちに頼めば、まるで昨日のことのように、セックス・ピストルズの伝説を聞かせてくれるはずです。
英国ロックの魂は、まだまだ熱く生きています。
セント・マーティンズ大学ウェブサイト
http://www.csm.arts.ac.uk/
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