ビジネス日本語スピーチ・コンテスト

公開日 : 2009年02月28日
最終更新 :

前回紹介した「大学生のための日本語スピーチ・コンテスト」では、日本語を学習するイギリスの学生たちの多さに驚いてしまいましたが、実は社会人の中にもそうした人々が多くいるようなのです。

ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)で開催された、第19回ビジネス日本語スピーチ・コンテスト(ジェトロ・ロンドン・センター、SOAS主催)では、英国人を始めとする欧州連合加盟国の社会人たちが、日本語でのスピーチ能力を競い合っていました。この大会で優勝を果たしたのが、ポーランド出身、日本の大阪外国語大学へ約1年間の留学経験があり、現在は東京三菱UFJ銀行に勤務しているというアグニエシカ・レ・ルーさん。

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「皮をむいてぶどうを食べる日本人を初めて見たときはびっくりした」という経験や、会社で出した新しい提案に対する上司の対応の観察、といった小さなエピソードを披露しながら、ビジネスの現場から垣間見られる日本文化について論じていました。

日本語を第二外国語として学ぶ人々にとっての日本と、そこで生まれ育った僕たちの目を通して見える日本は、また違って見えているのかも知れません。日本もまた、「外国」の一つだったんだなあ、と感じた瞬間でした。

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