赤ちゃん連れの旅行

公開日 : 2004年05月29日
最終更新 :

今回は小さな赤ちゃんを連れて旅行される場合についてアドバイスをしたいと思います。まず飛行機。バシネットと呼ばれる取り外しのできるベビーベッドのことですが、各エアラインで平均体重10キロくらいまでの赤ちゃんのために無料で用意しています。飛行機の中で、ずーっと抱っこしつづけるのはとても大変なので、これをまず予約することをオススメします。また、予約時にたいてい聞かれると思いますが、エアラインによっては、無料オムツを提供してくれる場合もあるので、これも予約(非常用のみという会社もあります)。また、バナナ、瓶詰めの野菜のすりおろしなどが入ったベビーミールも便利です。ただし、赤ちゃんによっては、いつも食べているものでないと口に合わないという子もいるので、やっぱり普段食べているものも持ち込んだほうが良いようです(特にスナック類)。また、飛行機の離発着時に耳が痛くて赤ちゃんが大泣きすることもあるので、離発着時に合わせてミルクを飲ませるか、おしゃぶりを使うと良いです。ベビーカーは、通常搭乗口まで使用OKで、機内に入るときに預け、目的地についた後、すぐ外に出しておいてくれます。ちなみに、あまり知られていないようですが、飛行機の中でも使い慣れたカーシートを持ち込んで使用することができます。赤ちゃんの分の座席を購入する場合は、大人運賃のだいたい50~75%くらいになりますが、カーシートで赤ちゃんはぐっすり寝てくれることが多いので、特に飛行距離が長い場合は、赤ちゃんの分の座席も購入するとお母さんは、ゆっくりできるでしょう。旅行先で、レンタカーする場合も便利です。ちなみに、アメリカでレンタカーする場合は、カーシートが必須です。自分で持ち込まない場合は、レンタカー予約時にカーシートを予約しましょう(アメリカのカーシートは日本のもののように、ふかふかで赤ちゃんが居心地良いようにできていません。質実剛健!なのでびっくりするかも)。現地で使う消耗品としては、オムツ、おしりふきなどがありますが、オムツは日本のものとサイズ表示が違います(日本は、S, M, Lですが、アメリカでは1、2、3...)。体重表示がパウンドとキロの両方で書かれているので、参考にすると良いでしょう。パンパースと、ハギースの2つが主要メーカーで、いずれもおしりふきも発売しています。また、日本でも売られているガーバーのベビーフードは、どこのスーパーでも売っているので、心配いりません。アメリカは法律で障害者が利用しやすいよう、公共の場所には必ずエレベーターがあり、建物の出入り口にはスロープがあるので、ベビーカーも非常に使いやすいです。赤ちゃんがいる間は、海外旅行は無理...と諦めずに海外旅行にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。(ちなみにハワイ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどでは、日本語を話す医師が数多くいるので、他の旅行地より、まさかの時も安心です)

アメリカ製のカーシート(0~1歳用)はこんな感じです。

2415.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。