アメリカ大統領選挙まで秒読み オバマ対マケイン
アメリカ大統領選挙まで秒読みに入り、ますます報道が激化している今日この頃です。数日前に産経新聞の記事で、「【米大統領選】政治とセレブが同化？エンタメ化進む」と書かれてあるものを読んだのですが、思わずポンと膝を打ってしまいました。
日本では考えられないことですが、アメリカの今回の選挙は大学生の若者からロックミュージシャン、ファッションデザイナーまで巻き込んで、老若男女の広い層で盛り上がってる、全米一大イベントとなっています。
近所の小学生の子供はオバマシャツを着て歩いているし、巷ではオバマとマケインの両候補者をネタにしたグリーティングカード、雑貨、おもちゃ、ジョーク本などが売られています。「えーなんでこんなものまであるの？」と思ったのは、オバマ、マケインの着せ替え紙人形。誰が遊ぶの？と思うのですが、これは子供が遊ぶというより、「こんなの買っちゃったー」とオフィスなどでデスクに飾るためにあるようです。
巷では、非公式のＴシャツも売ってますが、たとえばオバマ候補の公式サイトでは、Vera Wong（ヴェラ・ウォング）のデザイナーＴシャツ、その他さまざまなデザインのアパレルが売られており、若者にアピールしているのがよく分かります。かたやマケイン候補のサイトの商品は品数も少なく、若者が着るにはイマイチないかにも政治っぽいデザインのものが多いせいか、町で着ている人を見かけたことがありません。
また、オバマ陣営のリリースしたＣＤ「Yes We Can」には、スティービー・ワンダー、シェリル・クロウらが名を連ね、またオバマ支持を公言しているハリウッドスターもロバート・デ・ニーロ、アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピット、スカーレット・ヨハンソンと枚挙にいとまがなく、オバマ＝「セレブの支持者が多い」というイメージがすっかり定着しています。
ちなみに今はハロウィーンの時期なので、オバマ、マケイン、ヒラリー（実は一番こわい顔〜）のマスクが売られており、大統領選にちなんだ仮装が大人のハロウィーンパーティでは流行りそうです。
産経の記事にも書かれていましたが、アメリカの人気番組「サタデーナイトライブ」では、コメディアン兼女優、ティナ・フェイをペイリン副大統領候補に仕立てた大統領選に関するコントが大きな話題になっており、政治パロディが旬ということで、土曜日だけでなく、木曜にスペシャル版を放送するほど。アメリカ人はブラックジョークが好きなので、政治家を利用した辛辣なジョークが受けるお国柄です。
特にこのペイリン候補のバックグラウンド＆キャラは、「ツッコミどころ」満載なので、ジョークのネタにひんぱんに登場します。
政治家グッズは、両陣営のオフィスで公式グッズが。また、ノベルティストア、ブックストアなどでグッズが買えます。
共和党（オバマ＆ビデン）のオフィス
http://my.barackobama.com
Los Angeles Office
3619 Motor Ave
Los Angeles, CA
(310) 836-2009
民主党（マケイン＆ペイリン）のオフィス
http://www.johnmccain.com/
3280 Motor Avenue, Suite 225
Los Angeles, CA 90034
(310) 651-0474
ボーダーズ・ブックストア（全米チェーン。各地に店舗あり。下記はごく一部です）
1415 Third Street Promenade
Santa Monica, CA 90401
310.393.9290
700 W. 7th Street（ダウンタウン）
Los Angeles, CA 90017
213.624.5137
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