vanity fairの写真展
LACMAで開催されているアメリカを代表するファッション雑誌、ヴァニティ・フェアの写真展、Vanity Fair Portraits: Photographs 1913–2008を見てきました(開催中〜3月1日まで)。
ヴァニティ・フェアは、1913年にアメリカで創刊された歴史のある雑誌で、モノクロの時代からの世界の有名人のポートレートを見ることができます。
古くはケリー・グラント(俳優「めぐり逢い」)、ダグラス・フェアバンクス(俳優、監督「ロビンフッド」)、ジーン・ハーロウ(女優「地獄の天使」)、ジョセフィン・ベーカー(ダンサー、歌手)、キャサリン・ヘップバーン(女優、「旅情」)、ルイ・アームストロング(ミュージシャン)など。
最近の作品は、海辺を走るヒラリー・スワンクや、ふざけた様子のマット・デーモンのポートレート、2006年に大きな話題となったスカーレット・ヨハンセンとキーラ・ナイトレイの全裸写真、トム・クルーズとケイティ・ホルムズが娘と一緒に写った家族写真など。いずれもただのいわゆるセレブの写真に留まらない、アートとしてのクオリティが非常に高い作品ばかり。
中でも圧巻は、アニー・リーボヴィッツが撮影した「Legends of Hollywood」と名づけられた一枚。
ニコール・キッドマン、カトリーヌ・ドヌーブ、メリル・ストリープ、グィネス・パルトロー、ケート・ブランシェット、ケート・ウィンスレット、ソフィア・ローレンなど現代のハリウッドを代表する10人の女優たちがずらり思い思いのポーズで並んだ一枚で、まるでクレオパトラと小野小町と楊貴妃とその他大勢の、世界の名だたる美女がずらりと並んだような豪華な作品。よくこれだけの超トップクラスの大物を説得し、なおかつスケジュールを合わせ、さらに一人ひとりの個性が凝縮された写真がとれたものだと思う。
作品展は3月1日までで終了ですが、これらの写真を1つにまとめた写真集「Vanity Fair: The Portraits: A Century of Iconic Images」が発売されています。この中には、雑誌の95年間の歴史の中で集められた300枚の「時代を代表する写真」が収められています。アメリカ国内での販売価格は65ドルで、この本は日本でもオンライン書店、洋書店などで購入できますので、ぜひ探して見てください。
Los Angeles County Museum of Art LACMA
5905 Wilshire Blvd
Los Angeles CA 90036
323-857-6000
下記サイトで写真の一部を見ることができます。
http://www.latimes.com/entertainment/news/arts/la-et-1031-vanityfair-pg,0,6580376.photogallery
http://www.condenaststore.com/VanityFair/ProdList.aspx?prodcode=1001&utm_source=VFS&utm_medium=link&utm_campaign=VFPORTRAIT
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