バカンスの過ごし方@LA

公開日 : 2009年08月15日
最終更新 :
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地球の歩き方特派員の今月のお題は“バカンスの過ごし方”です。

日本と異なり、アメリカにはゴールデンウイークやお盆などの「国民的休暇」というのはないのですが、アメリカの学校が6月半ば〜8月末頃まで、なんと2ヶ月半もお休みになることもあり、やっぱり夏は一大バカンスシーズンです。

通常、多くの会社では最大2週間くらいまでは連続して気兼ねせずに休むことができるのですが、私の友人の会社では3、4週間連続もOKなんていうところもあり、これは職場によって異なるようです。一般企業では、年間の休みが入社と同時に最低でも2週間くらいあり、翌年まで繰越できるし、休日出勤すれば、その分は振り替えがたまります。基本的に、たまった休日を使うのは労働者の権利ですので、有給があればそれを使うことに対し、上司は一切文句をいえません。このへん、アメリカのほうが日本よりちょっと労働者にとって休みがとりやすいかも?

ロスアンゼルスに住む人にとって、夏のバカンスのステイ先として人気があるのは、なんといっても隣国メキシコのリゾート地。西海岸をぐっと下に南下し、メキシコ国境をこえた先にある、バハカリフォルニア(Baja California)半島にある、ロスカボスやカンクーンが特に人気。

ロスアンゼルスからは、車で国境の町、ティファナを通ってメキシコに陸路で入国することができるのですが、ティファナ周辺は犯罪多発地帯ということもあり、多くの人は飛行機か、もしくはクルーズ船のツアーを利用することが多いです。

それ以外は、アウトドア派は夏のヨセミテ。LAからヨセミテへは、車で約7,8時間かかりますが、3,4日から1週間くらいの予定で、ヨセミテへキャンプに行く人が多いです(私の友人の中には、金〜日の週末だけで帰ってくるツワモノもいますが)。

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ファミリーに人気なのは、やっぱりハワイ。ハワイに行くと、カリフォルニアの人、とっても多いですよ。東海岸の人にとって海のリゾートというと、フロリダですが、西海岸で海のリゾートといえば、やっぱりハワイです。便数が多いせいか夏休み中も比較的値段が落ち着いているのも理由の1つかも。

長い休みがとれない!という人に便利な近場のスポットは、LAから車で北に2時間のサンタバーバラ、南に2時間半のサンディエゴ。特にサンディエゴは、LAと似た雰囲気なのに、LAとは比べ物にならない規模の動物園、水族館、ミュージアムなどが揃っており、観光スポットが比較的狭いエリアに固まっているので、1泊〜2泊程度のバケーションにはお手軽です。

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さて最後にどこにも宿泊旅行ができないという人はどうするか?

そういう人も夏休み気分を満喫できる場所があります。

それは、夏のカウンティ・フェア。コンサートあり、パフォーマンスあり、屋台あり、クラフトフェアあり、移動遊園地ありで楽しめます。

アメリカの映画に出てくるような、いかにも〜なお祭り風景が見たい人は、これがおすすめ。

LA county fair

9月5日〜10月4日まで

ベンチュラカウンティフェア

8月5日〜16日

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