No. 273: 禎子鶴 パート2
こんにちは。
前回からお話を始めさせていただきました、佐々木禎子さんのお兄様と甥子さんが禎子鶴を連れて今週の初めからロスアンジェルスに来てくださいました。またトルーマン元大統領の孫であるクリフトンさんもいらっしゃり学校訪問、講演会など毎日多忙なスケジュールをこなしていらっしゃいます。
今日は5月25日に訪問しました学校での模様をお伝えしたいと思います。ロスアンジェルスの高級住宅街にある私立ミルマン小学校で沢山の生徒の方に平和の大切さ、そして思いやりの大切さをお話なさった佐々木雅弘さん (禎子さんのお兄様) はお疲れの様子もなく、子供達に囲まれて大変嬉しそうな笑顔を浮かべていらっしゃいました。
クリフトンさんもスライドなどを使って禎子鶴を初めて手に取った時の感想、その際に即断した日本行き、そして数年前訪れた広島と長崎での体験、また被爆者の方々とあった時のお気持ちを伝えてくださいました。
その後甥にあたる祐滋さんはシンガーである方なので禎子さんの思いをそのまま詩にした曲 "いのり" の英語版を歌われました。そして最後には参加した子供達と折鶴をおって、実際に禎子さんが折った折鶴を見る機会があり子供達の心に大切な "何か" を残してくれたと思います。
自分も被曝をして、妹さんも亡くした雅弘さん、原爆投下を決断した大統領の孫のクリフトンさん、そして禎子さんの甥で彼女の心境を歌う祐滋さん、この三人の方々の平和の思いが一つとなってこれからも子供達の心に平和への関心、そして未来への希望を残してくれるのだと思いました。
数枚ではありますが、下記に写真を載せさせていただきます。
スライドの用意をしていらっしゃる、そして取材を受けていらっしゃるクリフトンさん。
雅弘さんは子供達に折鶴の折り方を教えてあげていました。祐滋さんの手のひらには禎子さんの折った折鶴が。子供達はその小ささに目を丸くしていました。
講義が終わり、また取材。やはりオバマ大統領の広島への訪問への質問が多かったそうです。
日本のメディアでの取材のリンクは下記からどうぞ。
ではまた。
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