No. 334: ネバタと言えば、、、核実験の歴史と宇宙人!

公開日 : 2017年02月25日
最終更新 :

こんにちは。

今日もパート2としてラスベガスのお話を!ラスベガスの中心地から車で一時間の核爆弾のテストが行われた場所が観れる Mount Charleston に行ってまいりました。アメリカと核実験は切っても切れない関係なのですね。ですが、今この場所から眺める核実験の行われていた場所はとても綺麗でそんな痕跡が残っていない場所でした。ここで核実験が行われたのは戦後。1980年の前半まで行われていたそうです。実験が始まった当初は地上で行われていましたが、やはり住民の意識の変化と共に反核実験のデモも行われる様になり、地下実験となり、その後終了。とにかく"強いアメリカ"がすきなアメリカ人として核の発見、

ラスベガスの中心部からここも約1時間の運転で行けます。私は雪が大好き、、、ですので雪の山を見ながらの運転はとても楽しいものとなりました。

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ここなんですね。ここから皆さんが核実験を見物したということです。写真付きの説明のパネルには始まった当初は皆さんピクニック状態だったと書いてあり、違う時代を感じさせられました。

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ここまで来たので、スキー場に立ち寄りお昼をしました。ちょっと雪に触れて息抜きです。ご飯は全く期待はずれでしたが、スキー日和の暖かい日を楽しめました。

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そして同じ日の午後には National Atomic Bomb Testing Museum に足を運びました。ちょっとヘビーな話となりますが、読者の皆様の中には私が原爆の子の銅像のモデルともなった佐々木禎子さんのご家族と交友があり、禎子さんが亡くなる前に折りました折り鶴をロスアンジェルスの博物館2箇所に寄贈した際にお手伝いをしたことを覚えてくださっていると思います。そんな訳もあり核のことは常に頭の隅にあります。実際には核とは縁遠い生活をしていますが、 午前中の Mount Charleston へのビジットにも感化され、やはり詳しい事を知るには展示を観たいと思い決行しました。展示の内容はやはり核というよりネバタの歴史がどう核と関わったかでしたので、広島や長崎のパネルは数個しかありませんでした。トルーマン大統領の原爆投下判断、そしてその後どう核実験が始まったかが中心。入り口で "必ず映画は観てね" と言われますが、これは本当に観た方がいいと思います。観るのみではなく、実験を見物した人達の経験をそのまま体感できる短い映画です。また展示の中には日本政府とアメリカ政府がわざわざ日本家屋を建てて建物にどう影響を与えるか合同で実験を行ったというビデオも観ました。残念ながら写真をポストできません。中での写真は撮る事はできますが、ビデオは禁止。ですので興味がある方はどうぞ実際に足を運んでみてください。ストリップから遠くありませんので、タクシーなどで簡単に行けます。またネバタと言えばとにかく有名はエイリア51関連の展示物も置かれています。軍事の最先端の技術、またエイリアンを隠している、、、、噂は後をたちませんが、やはり皆様興味があるようで期限限定だった展示も延長されて常時となっている様子。去年の話となりますが、娯楽番組に出演中のヒラリー・クリントン女氏が "自分が大統領になった場合にはアメリカ政府が宇宙人に関する資料を持っているかを確認する" と話をして、興味を持つ人がまた増えたようです。展示物、そして関係者のインタビュー等も随時増えている様子ですしリトル・グレーもいましたよ〜。ここの部分は写真も許可されていませんので、ご注意を。

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トランプ大統領がルーターとのインタビューでアメリカでの軍事と核戦力を強化、そして拡大する方針を当選後始めて話しました。詳しい内容には触れなかったようですが、さてこれからアメリカはどんな道を進むのでしょうか、、、。

National Atomic Bomb Testing Museum お公式サイトは下記からどうぞ。

住所・電話番号:

755 E Flamingo Rd.

Las Vegas, NV 89119

(702) 794-5151

開館時間:

月曜から土曜:朝10時から午後5時。

日曜:正午から午後5時。

ではまた。

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