No. 374: ラスベガスの知られざる顔。自然も満喫!

公開日 : 2017年08月06日
最終更新 :

こんにちは。

さて、今日は今回のラスベガス旅行記の最終番とされていただきます。今回もちょっと長めで情報を一気に書き上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

私は自然に触れることが大好きなので私にとってのラスベガスの魅力はストリップ以外にあります。もちろんショウ、買い物、そして食事も一流ですが、私の中では自然からの恵みには勝てません。そんな訳で今回もハイキングに参りました。また野生の動物に会えるのを楽しみにドライブに参りました。2月に行きました時には残念ながら野生動物には会えませんでしたが、今回はネバタ州を代表する動物2つに遭遇しました。またハイキングではネバタ州で一番歳の多い木に会って参りました。

まずは野生動物のお話を、、、、、。レッドロック・キャニオン (Red Rock Canyon) の近くは昔炭鉱で栄えた小さな町ブルー・ダイアモンド (Blue Diamond) 、またお食事もできるボニー・スプリングス (Bonny Springs) 等が位置しています。この近辺で有名なのはバーロー (Burro:スペイン語のロバという意味だそうです) と呼ばれる野生のロバ。もともとは炭鉱で労働のために使われたそうですが、機械が発達し、ロバを必要としなくなり、放され野生化したロバ達。今でもかなりの数が生存しており元気な姿を見せてくれます。いつもいつも遭遇できるとは限らず前回の旅行では残念ながら会えませんでしたが、今回はラッキーにも3群と遭遇しました。赤ちゃんにも会えてとってもラッキー。人にはかなり慣れているので、距離を保てば逃げはしません。

レッドロック・キャリオン通り (Red Rock Canyon Road) で見かけた群1と2。ボニー・スプリングスのすぐ近くでした。このキャニオン通りにはサインもあります。ロバ達が道を渡ることも多々ありますので運転には注意してあげてくださいね。

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少し離れた場所でも。

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そして美しいレッドロック・キャニオン。

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この群はブルー・ダイアモンドの住宅地で見かけた親子達。

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次はビッグホーン・シープといわれるどちらかといえば山羊に見える羊のお話を。この動物ネバタ州の動物でありラスベガス近郊の町、ボールダーシティー (Boulder City) は生息地の代表となります。この日はフーバー・ダム (Hoover Dam) が目的地でしたが、ビジター・センターで叔母が得た情報により立ち寄った場所で遭遇しました。今年もそうですが、ラスベガス、そして近辺での夏の気温は砂漠ですので、かなり上がります。この日も摂氏で40度以上。水が足りなくなる夏は野生動物もダムの隣に位置する Lake Mead に水を飲みに来るそうです。そして日陰のない山には帰らず日中は住宅地にあり大きな木がある公園で時間を過ごしながら夕方に山に帰る、、、というのが日課とか、、、。

公園の名前は Hemenway Park で、地図で簡単に探せます。ツアーのバスも停まりますので、立ち寄る場所となっている様子。ところで日本の友人にこの話をしたところこの動物はハイジに出てくる"大ツノのダンナ"ではないか?、、、とのこと。どうなのでしょうか?写真をごらんください。最後の写真の背後に見えるのがミード湖となります。

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Lake Mead Vistor CenterではこんなTシャツも購入できます。お土産用にいかがでしょうか?半袖、長袖ともに約20ドル。そしてスエットは約40ドルでした。場所の地図も下記に。

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また素敵なメッセージカードも購入しました。こちらは一枚約3ドルでした。このカードですが、それぞれのテーマによってメッセージが違います。たとえばビッグホーン・シープは "大地に足をしっかりとつけなさい"、"新しい高い目的に登りなさい"、"広々とした大地を慈しみなさい" などでその動物、植物からの素敵なメッセージが書いて有ります。州立公園、もしくは国立公園のビジター・センター等でのお買い物はそのまま公園への利益となりますので、お土産屋さんでの購入より私としては好きです。

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ビジター・センターの位置は下記で確認してください。ビッグホーン・シープの出現する公園も車で5分のところとなります。

Lake Mead にはマリナもありお食事もできます。ここもビジター・センターからすぐ近く。Hoover Dam でも食事はできますが、ここはレストラン、Hoover Dam は簡単なファースト・フードという感じでしょうか。食事はサーモンのサンドイッチ (写真なし) とチキンとペストのサンドイッチ。共に約10ドルでした。湖なので淡水魚。鯉が泳いでいました。

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さて、Hoover Dam に移動しましょう。ダムに続く道には検問所がありますので、気をつけて下さい。車で荷物が沢山あると止めて調べられるようですが、私たちは何もなくスムーズに。あと犬も含む動物も連れて行けないようですので、お気をつけください。さて、このダムはアメリカの衰退時期に作られました。建築は 1931年から1936年にかけて。そして名前はアメリカの大統領であったフーバー氏からとられています。 カリフォルニア、ユタ、ワイオミング、ニュー・メキシコ、アリゾナ、そしてネバタの6州に水を配水しています。駐車は無料もありますが、暑さで一番近い有料の駐車場を利用しました。駐車代は10ドルでした。ビジター・センターもありダムの資料が展示されていますが、料金は15ドル。今回はパスしました。

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最後に違う日のハイキングのお話を。もうかなり長い記事になっていますが、ネバタ州の州の木であり、また一番歳の多い木のお話なので、よろしかったら是非引き続きお読みください。さて、この木ですが、3,000 歳と言われています。そして名前は Raintree と呼ばれ木の種類は Bristol Pine Corn Tree となります。場所は変わり生息している場所は Mt. Charleson。ハイキングはビジター・センターへの立ち寄りから始まりました。ハイキングのトレイルではお手洗いがないので、情報集、お土産の購入も含め立ち寄ることもおすすめします。前回もそうでしたが、立ち寄ったセンターは Spring Mountains Vistor Center でした。自分用のTシャツを購入しました。セールで20ドル。お得した気分。そして地元のアーティストが切り株に野生の馬とロバを描いた飾り物。素朴で気に入りました。これらは各約14ドルでした。また政府機関ですので税金を払う必要はありません。

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さて、いよいよハイキング。ビジター・センターから車で山に登ります。たどり着いた場所は約2,500メートル。目的地は約3,000メートル強。小休憩を入れてながら3時間後についたのがここ。そして3,000歳の木がこれです。思ったより小さい、、、。もしかしたら本当は大きいのかもしれませんが、周りがあまりにもだだっ広いのでわからないだけ?3,000年間同じ場所で動かず生きてきた木。木をハグしてみました。ぐんと穴の中に引きづり込まれるような感覚。果てしない空間って感じでした。

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山々、そして周りの写真も。

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Wild Horse Trail というハイキングのコースを選んだのは友人。急な坂も多くかなり大変なコースと聞き少々心配でしたが、ここはラスベガスよりかなり涼しく、また運良く少し雲もあり5時間にわたるハイキングも無事に終了しました。歩いた距離は約14キロでした。

今日も長い記事を読んでいただいてありがとうございました。次回からはまたロスアンジェルスの記事となります!

ではまた。

PS: 8月6日の原爆記念日。世界平和をお祈りいたします。そして台風の被害がでません様にお祈りしております。

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