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フランス/リヨン特派員ブログ AKINO

フランス・リヨン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2014年4月26日

美しい邸宅室内にうっとり、映画発明者 「リュミエール博物館」


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美しい邸宅室内にうっとり、映画発明者 「リュミエール博物館」

リュミエール博物館1.JPG

リヨンの著名人、世界で一番最初に映画を作った『リュミエール兄弟』。

彼らの映画工場跡地にある、撮影機器や作品フィルムが保存された博物館に行ってきました。

リュミエール兄弟の名前を知らなくても、彼らの短編作品に見覚えがある人は多いと思います。

例えばこちら

・駅に蒸気機関車がやってくる『列車の到着L'Arrivée d'un train à la Ciotat

当時初めて映画を観た観客は、迫り来る機関車を本物と思い叫んで逃げだしたというエピソードは有名です。

 

午前10時、メトロに乗ってリヨン8区にある "私の喜び"という意味の「モンプレジール駅/Monplaisir」へ。

改札口を出ると、リュミエール兄弟の顔写真付きの巨大なモニュメントが建っています。

地下改札口からエスカレーターを上がり、すぐ左手にリュミエール兄弟の旗がたなびく博物館建物があります。

駅裏手の広場は野外ステージと遊園地があり、午前中はマルシェが立って賑わっています。

 

今回は語学学校の授業の一環で、フランス人のガイド付きの無料見学。

通常は大人6,50 €です。(2014年現在)

博物館右手の大きく開いた門から中に入ると、正面は芝生の庭。

まだ3月中旬花の咲き始めの時期で、博物館の建物で陰った庭はちょっと暗い雰囲気。夏なら涼めて良さそうです。

 

館内に入ると玄関すぐ左手にはお手洗いがあって、短い階段を上ると正面に受付カウンターがあるホールです。

■エントランス

リュミエール博物館2.jpg 

左上:壁紙のきれいな大階段の踊り場

左下:床のタイルも凝っていてハイカラ

右:玄関と立派な大階段

アール・デコ様式というそうですが、箱根で見れそうなレトロな雰囲気。つやつやに輝く大階段の木の手すりに乗っかった『大きな雄鶏の木彫』。天井のシャンデリアはとってもきれいです。

リュミエール博物館3.jpg 

 

ガイドさんの案内で1階階段横の部屋から始まります。

フランス語ガイドのみで予約制の有料です。(15名以上からで1人7ユーロ。)

■ステンドガラスから差し込む木漏れ日のきれいなサンサロン

リュミエール博物館4.jpg 

中央に博物館の模型。この建物はリュミエール兄弟のお父さんの邸宅だったそうです。

暖炉をはさんで壁の左右にリュミエール兄弟の人物画が飾られています。

リュミエール博物館5.JPG 

天井には玄関で見たよりもいっそう豪華なクジャクの付いたシャンデリア!

見とれてみんなで何枚も写真を撮りました。

リュミエール博物館6.jpg 

 

■当時の撮影作品の流れる撮影機具展示室

リュミエール博物館7.jpg 

ガラスの壁にはフィルムが映し出され、映画発明以外にも改造していたミシンなどいろいろ展示されてる。今の敷地の数倍の面積だった当時の映画工場模型があります。

上映されたガラス壁のとなり、部屋の片隅に展示されてたカラフルなネガ。

リュミエール博物館8.jpg

 

■廊下、撮影小道具の展示された棚

照明の下キラキラ輝くレトロカメラ。

リュミエール博物館9.jpg 

 

■360℃のパノラマ写真部屋

1901年に発明されたパノラマカメラ。部屋の中央には6メートルの高さから初世紀のマルセイユ港を360℃で撮影したパノラマ写真が見れる。

リュミエール博物館10.jpg 

日本の文書も置いてありました。部屋の片隅にあった紙で作られたミニチュアは撮影角度を変えるとどの人も主役になって見える。私は紳士帽をかぶった人が女性を見ているように見えた。

 

■家族のカラー写真が並ぶ部屋

リュミエール博物館11.JPG 

壁に小さい木箱が並び、小さい穴をのぞいて中の写真を見る。

リュミエール博物館12.jpg

 

■お土産コーナー

ホールを中心に左回りに一周して、受付カウンター戻る一歩前のお土産コーナー。

リュミエール博物館13.jpg 

美術館出口にはだいたいいつもお土産コーナー待っている。日本の美術館にあまり行ったことがないのでわからないけど、これはヨーロッパ流の販売戦術?

買い物してたインド人のクラスメートから短編フィルムのプチパラパラ漫画本をもらいました。

 

次は2階へ

リュミエール博物館14.jpg 

2階廊下、右の白い壁の部屋にはタッチパネルが6台ほど埋め込まれた機械が置いてあります。

丸椅子に座って各画面で異なる短編フィルムを見ることができます。中には日本の明治時代の映像もありました。

 

雪道で愛犬ならぬ愛ライオンを散歩させるリュミエールさん。

リュミエール博物館15.JPG

奥の部屋では、大きいスクリーンに専門家が作品について語る映像が流れてました。

 

■各国で撮影した写真などの展示ルーム

リュミエール兄弟が発明したカメラを使い、世界各地で記録した写真や映像が展示されてます。

リュミエール博物館16.jpg

1898年の日本の写真もありました。

田んぼの用水路で水車の上にふんどし姿で乗ってる男性と袴(?)姿の女性。

リュミエール博物館17.JPG 

 

■アントワンヌの部屋 

当時のまま残された、リュミエール兄弟の父アントワンヌの部屋。

ベットの壁の上には夫婦の写真。

アンティークランプが可愛い。

リュミエール博物館19.jpg 

 

実はリュミエール兄弟のことよく知らずに行ったのですが、

フランスに来る時飛行機の機内で見た、パリが舞台の2011年アメリカ映画『ヒューゴの不思議な発明 』のおかげで楽しめました。

この映画に登場したリュミエール兄弟の映画作成の出来事や作品を博物館の見学中にいくつもみつけました。

桜街道や女性の髪結い、縁側で休む様子など、館内で見る日本の映像や写真もおもしろかったです。

 

【リュミエール博物館Musée Lumièreリヨン第8

 

住所

25 rue du 1er Film place Ambroise Courtois 69008 Lyon

■交通

 メトロD線「モンプレジール ・リュミエール駅/Monplaisir - Lumière 」下車すぐ。

営業時間

10時~1830

■休館日

月曜日 (祝日月曜日4/216/97/14は営業)

その他(1/15/112/25

■入場料

6.50ユーロ

Lyon City Card有効(無料になります)

見学目安時間 1時間

URL:(仏語)

 http://www.institut-lumiere.org/musee_index.html

 ※2014/4/25情報。

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カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2014年4月26日
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    2017/8/23更新

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      AKINO
      結婚後、2013年からリヨン在住。米どころ新潟生まれで、パン王国に住んでも、バゲットよりごはんを愛する。趣味は、地方名物をテーマにした街巡り。車がないので、列車やバスを使ったローカル線の旅を基本としています。リヨンとローヌアルプ地方の魅力的な観光スポットを日々発掘、お届けします。
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