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フランス/リヨン特派員ブログ AKINO

フランス・リヨン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2014年10月 5日

お寿司に白飯ごはんが付いてくる!?フランスの日本料理レストランおもしろ話し


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お寿司に白飯ごはんが付いてくる!?フランスの日本料理レストランおもしろ話し

YOKOHAMA寿司 (5).JPG

旅行中、留学中など長期滞在でフランス料理が続くと日本料理が食べたくなります。

フランスは日本ブームなので日本料理レストランがたくさんありますが、リヨンで見るお店の7割は中国人経営のお店です。

なぜわかるのかというと、メニュー内容に違いがあるからです。

(写真:ペラーシュ駅近く、YOKOHAMA) 

 

1、ネーミングが何かしら日本らしい単語

例えば9月にオープンした「Mont Fuji」は富士山。

ほかにもGochi(ごち=御馳走さま)、madoka(まどか)、YOKOHAMA(横浜)など。

そして看板には日の丸マークがついてたり、漢字で"日本料理"や"restaurant japonais"(日本料理レストラン)と大きく書いてあります。

 

2、テーブルセットにお醤油が2つ

フランスはキッコーマンの醤油が主流です。

違いは、"甘い醤油Sucréシュクレ)"と"しょっぱい醤油Salé(サレ)"の2種類あること。

日本から持ってきた醤油と比べると味の濃さは歴然で、フランスのは水で薄めたような感じです。(個人的な感想)

Chez Fifi寿司 (2).jpg 

ところで"甘い醤油"って何!?

日本でいう所のまろやか醤油といった感じでしょうか。

もともと味が薄いので正月もちで使う砂糖醤油ほどではないのですが、Saléサレと比べるとやっぱりあまい。

日本の醤油に慣れた私はこれで寿司は食べれないのでいつもSaléサレを選びますが、フランス人にはSucréシュクレの方が人気です。

普通のスーパーにも売っています。

大きいボトルも置いてますが、食卓テーブルに置く醤油さしに入った瓶の方がよく見ます。1本150mlで3.20ユーロ(約440円)です。

左がスタンダードなパッケージ、赤が"甘い"Sucré、緑が"減塩"Less Salt(レス・ソルト)なぜかSucréシュクレだけがフランス語 フランスにしかないのかな?

フランスの醤油.png

 

|日本料理レストランのメニュー 

Chez Fifi寿司 (3).jpg

ベルクール広場近くのレストラン街にある日本料理レストラン「Chez Fyfyシェ・フィフィ」。

一番見つけやすく、赤い寿司の提灯を見たらきっと気になると思うのでこちらを例にご紹介します。写真はペラーシュ近くのYHOKOHAMAというお店のものせてます。 

 

|前菜 味噌汁とキャベツのサラダune soupe et d'une salade en entree

Chez Fifi寿司 (5).jpg

1つのメニューを注文すると、前菜に「お味噌汁」と「キャベツの酢漬け」が付いてきます。

フランスでは前菜、メイン、デザートの順をまもって食べるため、日本料理レストランでも順番に提供されます。 日本風に一気にテーブルに並べたなら、フランス人に「どれから食べるの?」とまず聞かれます。ちなみにスープは前菜なので味噌汁は最初に出てきます。

(写真:Chez Fyfy)

 

お味噌汁にレンゲがついてます。
YOKOHAMA寿司 (2).JPG入ってる器はふた付きのお椀だったり、大きめのお茶碗だったり。
お味噌汁の具は、マッシュルームのスライスとわかめやネギ、豆腐が入ってるところもあります。
フランスでスープは"飲む"ではなく"食べる"ものなので、レンゲですくって食べます。
そのまま ずぞぞ~っと口をつけて飲むのはこちらでは悪いマナーです。
(写真:ペラーシュ駅近く、YOKOHAMA)

前菜の定番「キャベツの酢漬け」

YOKOHAMA寿司 (3).JPG中国人の日本料理レストランで必ず出てくる一品。
キャベツの酢漬けはさっぱりして美味しいので個人的にとても好きです。
時々お店によってかない甘いですが、フランス料理であまりないシャクシャクとした触感が楽しめます。
(写真:ペラーシュ駅近く、YOKOHAMA)

 

|メイン 寿司・やきとり・餃子

Chez Fifi寿司 (7).jpg

・フランスの寿司ネタは少ない

魚介はマグロ、サーモンの2種類が主です。

ときどき蒸えびと白身魚もありますが、その他魚、貝類、タコ、イカはパリのお寿司屋さんに行かないとなかなか出会えない。「タコ」はスーパーのマリネになってる小さいタコ以外あまり目にしません。Chez Fyfyは珍しくおいてあったので注文してみました。水っぽかったけど久しぶりだったので満足です。魚介類はともかく「たまご」ならフランスでも作れるのでメニューにあってもよさそうなのに、なぜかほとんどおいてない。それから「太巻き」といえば「カリフォルニアロール」で、マグロ&アボカド、サーモン&アボカドなどが定番。田舎巻きはあまり見ません。

(写真:Chez Fyfy)

 

Chez Fifi寿司 (6).jpg・船盛やお重でくるお寿司
メニュー写真によく載ってるのが船盛のお寿司。1人分からもあります。
日本のお弁当がブームなので、他のおかずとあわせてお重に入って出てくるお店もあります。

お寿司のシャリが、日本のかっぱ寿司の2倍ちかい大きさでまるまるころっとしてるのが特徴。ベシャッとしてもち団子になりかけてるか、よく炊けてなくてカツカツとしんのあるシャリです。
・わさびは入ってたりなかったり
よく添えてあるのはガリ、わさび、パセリ、きゅうり。
粉末を水で溶いた練りワサビが主流で、お寿司のわきに添えられて出てきます。
お寿司に入ってるかどうかはお店によります。わさびが苦手なフランス人もいるのでときどき入ってません。
(写真:Chez Fyfy)

 

YOKOHAMA寿司 (4).JPG・餃子
味は普通。餃子用のたれはついてきたりこなかったり。
カットレモンが付いてくるお店もあります。

 

YOKOHAMA寿司 (6).JPG・焼き鳥
ひと口サイズが大きくて、やきとりのたれが甘いではなく甘ったるい。
何が入ってるのか気になります。
鶏もも、つみれのほかに、長方形にカットされた鮭、牛肉の赤身、車エビの1本刺し(浜焼きで売られてるような感じ)などがある。
お寿司や焼き鳥の盛り付けが垂直だったりするので、日本人のお店か中国人のお店かはメニュー写真をみれば一目瞭然です。
(写真:ペラーシュ駅近く、YOKOHAMA)

餃子や焼き鳥にはごはんがついてきます。驚くのは寿司にも白ごはんが付いてくる。「あの...もう寿司たのんだんですけどぉ...。」と思いながら寿司をおかずにごはんを食べる不思議な気持ち。

全部のお店かわかりませんが、Chez Fyfyは船盛にごはんがセットでついてきます。刺身ものってるからかな?YOKOHAMAもごはんがついてきました。

 

日本酒の注意点

GOCHIゴチ.jpg

日本酒が料理酒のようなのを出してるお店があるので、値段が安くて知らない名前だったり、熱燗だけで他に種類がないような場合は、悪酔いするので飲まないのが先決です。

おちょこはお酒を注ぐと中のビー玉が透けてムキムキの男性や、色っぽいお姉さんが出てくるお店もあります。

(写真:ペラーシュ駅近く、回転ずしGOCHI/ごち)

 

|中国人レストランは安いのが魅力的ですが、サービスが...。

Chez Fifi寿司 (1).jpg

今回ご紹介した日本料理レストランChez Fyfy(シェ・フィフィ)はレストラン街にありサービス員が観光客慣れしているのか親切です。

  

衝撃的だったのはリヨン7区のSUSHIMASA (すしまさ)。

去年しゃぶしゃぶもある回転ずし店がオープンしてお店もきれいだったので入りました。

女性店員はスマイルなのですが、男性は無表情。お客さんも知人らしい中国人グループが1組。この時点でお店選びを失敗したなぁと思いました。

入店時にあぶない感じがしたら、たいがい料理もその通りです。

勇気があればお店を出たのですが、失礼かなと思う気持ちからそのまま着席しました。 

まわってるお寿司はシャリがかっぴかぴになっていて、いったいいつからまわってるんじゃい。という見事な乾燥具合。

欲しいネタはまわってたけどこんな感じで食べたくなかったので、直接オーダーしました。

すると男性店員がまわってるかっぴかぴ寿司の中からそのネタを探し、「ほらあるじゃん」といわんばかりにずいっと渡してきました。

この瞬間中国人レストランが嫌われる理由をよく学びました。

 

嫌な思いをしないためにも、観光地から離れた路地にあるお客の少ない日本食レストランには入らないのが先決です。

 

次回はリヨンにある日本人経営のレストランをご紹介します。

 

【Chez Fyfy/シェ・フィフィ

 Chez Fyfy寿司.JPG

■住所

・マロニエル通り店

 6, Rue des Marronniers, 69002 LYON ベルクール広場近く)

・メルシエール通り店

 33, Rue Mercière, 69002 LYON (ジャコバン広場近く)

■営業時間 12:00 - 14:30, 19:00 - 22:30

■料金 セットメニュー(11.90€~)

 

YOKOHAMA/ヨコハマ

YOKOHAMA寿司 (1).JPG

■住所 28, rue de Condé 69002 Lyon(ペラーシュ駅近く)

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カテゴリー レストラン・料理・食材
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      リヨン特派員
      AKINO
      結婚後、2013年からリヨン在住。米どころ新潟生まれで、パン王国に住んでも、バゲットよりごはんを愛する。趣味は、地方名物をテーマにした街巡り。車がないので、列車やバスを使ったローカル線の旅を基本としています。リヨンとローヌアルプ地方の魅力的な観光スポットを日々発掘、お届けします。
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