海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > リヨン特派員ブログ > 【リヨン郷土料理】ワインと相性抜群のたまご料理!ポ...

フランス/リヨン特派員ブログ AKINO

フランス・リヨン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年2月21日

【リヨン郷土料理】ワインと相性抜群のたまご料理!ポーチドエッグの赤ワインソース「ウッフ・アン・ムレット」


メール プリント もっと見る

【リヨン郷土料理】ワインと相性抜群のたまご料理!ポーチドエッグの赤ワインソース「ウッフ・アン・ムレット」

リヨンの郷土料理「ŒUFS EN MEURETTE/ウッフ・アン・ムレット

Œufs en meurette.jpg

ふっくらしたポーチドエッグにナイフを入れるととろ~り溶け出す黄身、酸味のある赤ワインソースと絶妙の相性!バゲットにソースを浸み込ませて食べると更に美味しい一皿。

赤ワインに非常にマッチするお料理です。

リヨンの伝統料理を提供する『ブション』のメニューでは前菜として登場します。

 

料理名の「ウッフ」とはフランス語で卵のこと。「ムレット」はブルゴーニュ地方の赤ワインソースで煮込んだ料理をいうのでおやっ?と首を傾げる方もいるかもしれません。

そう、実は隣の地域から盗んだレシピなんです。

ウッフ・アン・ムレットはもともとリヨンの北に位置するブルゴーニュ地方の郷土料理。赤ワインソースにはブルゴーニュワインを使って調理されます。

リヨンのウッフ・アン・ムレットにはブルゴーニュのワインの代わりに近くのボジョレー地方の赤ワインを使います。ブルゴーニュ地方の人に叱られてしまいそうですが、リヨン伝統料理を扱うブションのスペシャリテとしてはどちらを使うか厳密な決まりがないのだそうです。

あえて区別して

・ウッフ・アン・ムレット・ア・ラ・ブルギニョンヌ(ブルゴーニュ風ポーチドエッグの赤ワインソース)

・ウッフ・アン・ムレット・ア・ラ・リヨネーズ(リヨン風ポーチドエッグの赤ワインソース)

と書いても良さそうですが、リヨン風と書かれたのはまだ見たことがありません。

どちらにしてもワインをふんだんに使ったフランスらしい最高の卵料理の一つです。

 

材料が日本でも手に入りやすいので、ぜひ作ってみてください。

こちらはリヨン伝統料理本で紹介されてるボジョレワイン」を使ったレシピです。

DSC00997.JPG

リヨン風ウッフ・アン・ムレット/Œufs en meurette à la lyonnaise 

材料(4人分)

・たまご 8

・ボジョレーの赤ワイン 75cl

・シャロットみじん切り スープスプーンにこんもりと1

・チキンブイヨンキューブ 1個

・ラルドンの細切り(厚切りベーコン) 50

・小さめのマッシュルームのスライス 50

・にんじん 1

・玉ねぎ 2

・バター 50

・小麦粉 コーヒースプーンにこんもりと1

・セロリ 1

・ローリエの葉 1

・パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)のトースト 4切れ

・しお、粗挽き黒こしょう

 

1、まずはソースを準備。鍋に輪切りにした人参と大きめの角切り玉ねぎ、チキンブイヨンを少量のバターで色よく炒める。

2、小麦粉を入れて混ぜ、次にボジョレー500mlを加えすばやく混ぜる。

3、小口切りにしたセロリとローリエ加える。

4、弱火で30分煮て、ざるでこす。

5、今空いた同じ鍋でラルドンを色よく焼き、マッシュルームとエシャロットのみじん切りを加える。残ったボジョレーを入れ半分まで煮詰める。

6、最初にこしたソースを混ぜあわせ、黒こしょうを回しかけて味付け。※ソースは濃い目が良いので、もし味が薄いときはさらに煮詰めましょう。

7、沸かしたお湯の中で約4分落とし卵を作る。

8、よく温めたスープ皿の中に赤ワインソースを注ぎ、その上に卵をのせてトーストしたパンを添える。

 

ポーチドエッグをきれいにつくるポイント☆

・たまごはお皿に割っておく ...うっかり殻が入る失敗を防げます。

・お湯が沸いたら弱火に ...ごぼごぼ沸いた中に入れると白身がこなごなになってしまいます。

・ヴィネガーを入れる ...たまごが固まりやすくなり形が整います。

たまごを入れる前にスプーンでお湯を混ぜる...洗濯機状態にお湯がぐるぐる回ってる中心に卵を落とすと丸いきれいなポーチドエッグができます。

・弱火で2~4分。半熟加減はお好みで。

たまごをお湯からあげたら1度クッキングペーパーにおいて水気をとり、そのあと赤ワインソースと一緒に盛り付けます。

フランス語版 上手な ポーチドエッグの作り方動画


盛り付けは、

"スープタイプ"のたまごを一緒に煮込んでひたひたになってるものと

"ソースタイプ"のたまごがメインでムレットがソースのようにかかっているものの

2種類あり、出てくるタイプはお店によってちがいます。

個人的には卵は一緒に煮ないで、赤ワインソースの上に白いポーチドエッグが見えるようにのせた方が彩がきれいで好きです。

添えるトーストは、やや大きめのクルトンだったり、薄いスライスだったり、厚切りにしてポーチドエッグの土台として下に敷きソースをよく浸み込ませてたべるものなどいろいろです。

作り方もいろんな方法があるので、自分好みのレシピをみつけて楽しんでください。



続いて、フランスの雑誌で紹介されてた「ブルゴーニュワイン」を使ったレシピをご紹介します。

DSC01179.JPG

ブルゴーニュ風ウッフ・アン・ムレット/Œufs en meurette à la bourguignonne 

材料(4人分)

・たまご 4個

・バター 50

ラルドン(厚切りベーコンの細切り) 150g ※燻製なしのもの

・マッシュルーム 150

・シャロット 2個

・にんにく 1片

・ブルゴーニュ赤ワイン 500ml

・耳なし食パン 2切れ

・白ワインビネガー スープスプーン3杯

・ブーケガルニ 1束

・小麦粉 スープスプーン1杯

・塩・粗挽き黒コショウ

※ここで書いている「エシャロット」とは、らっきょっぽいのではなく紫玉ねぎに似た方ですのでご注意ください。⇒échalote


1、ワインを沸騰させアルコールを飛ばす。マッシュルームを洗ってくし切りにする。

2、別の鍋にバター30gでマッシュルームを3分ソテーし、ラルドン、エシャロット、つぶしたにんにくを加えさらに10分炒める。小麦粉を入れ、色づくまでよく混ぜる。1のワインとブーケガルニを加え、塩・胡椒して半分まで煮詰める。

3、パンをサイコロ状にカットして、残ったバターを使ってフライパンで炒めクルトンを作る。

4、ヴィネガーを入れた1.5Lのお湯の中へ1つずつ卵を割り入れ、ことこと弱火で3分火を通す。穴開きおたまですくい、クッキングペーパーの上で水を切る。

5、2の鍋からブーケガルニを取り除き、味を調節。スープ皿にポーチドエッグをのせて、赤ワインソースをかけてクルトンをのせる。


使用するブルゴーニュの赤ワインは、「パストゥグランpasse-tout-grain」というのが良いそうです。フランス全土に展開しているワイン専門店『NICOLAS/ニコラ』へ行ったら1本6.90€で売ってました。

マッシュルームは、布巾でゴミを落とすだけで大丈夫です。もし汚れがひどい場合はボールに水をためてざっと洗います。長いこと浸さない方が良いそうです。

フランス語版マッシュルームの洗い方動画

リヨン風は内臓と鶏がら(なければチキンブイヨン)を使ってるので、これも特徴の一つかもしれませんね。セロリ、人参が入る違いがありますが、野菜は玉ねぎだけでもOkです。


夏は"白ワイン"のポーチドエッグ

このレシピには玉ねぎと白ワインを使った夏のバリエーションもあって、白ワインは特にブルゴーニュ地方の「ピュリニー・モンラッシェ/puligny-montrachet」を使って作るそうです。

まだ見たことがないので今年の夏探してみようと思います。



1月お題"卵料理"

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー お題 レストラン・料理・食材
2015年2月21日
« 前の記事「去年からじわじわきている仏コカ・コーラの新商品、大人の炭酸飲料『FÏNLEY(フィンレ)』」へ
»次の記事「フランスで大人気の冷凍食品専門店「Picardピカール」試してほしいおすすめ商品」 へ
おすすめ記事
    リヨン特派員 新着記事
    リヨンでしか食べられない!大統領のケーキ「プレジダン」 ~ホールケーキ編~
    夏はリヨンでバーベキュー!フランスの肉屋さんで肉を買う
    2度目のリヨン観光コース
    リヨンで美味しいクスクス食べるならLe Hoggar(ル・オガー)
    無人運転の電気自動車NAVLY(ナヴリ)に乗ってみた
    夏はパイナップル寿司!?フランス風のスシを食べるなら「Sushi Shop」 
    リヨンの夏、お店のバカンス休業について
    7月のリヨン街歩き
    1年前の同じ月に投稿された記事
    【2月の天気】 春風の後の雨と白桜
    オリンピック視聴率とフランス選手の「LACOSTE」ユニフォーム
    リヨン旧市街の「サン・ジャン大聖堂」
    リヨンの市内交通「切符の種類と料金」
    行列のできるパン屋さん「エリック・カイザー」
    【2月のお菓子】リヨン名物「ビューニュ Bugne」
    穴場レストラン「ルティブロンLe Tibouren」
    リヨネーズのハンドメイド雑貨屋さん 「ファンキー・ファブリック Funky Fabrik」
    リヨン7区 安く日本食材が買えるアジア食料品店「スーパーマルシェ・アジ」
    【モナコ観光】 絶景を眺めながら歩いてカジノまで
    【リヨン旧市街】15世紀の建物にある本屋さん「ディオジェヌ書店」
    ぽかぽか陽気のベルクール広場
    2月9日(日) ブランダン公園にトレーニング機具現る
    【Part-Dieu】 パール・デューのショップ紹介 -ファッション編-
    【Part-Dieu】 ギフトショップ 「リトル・エクストラ Little extra」
    【モナコ観光編】 大公宮殿
    【ニース観光編】 2日目朝 「サレヤ広場の花市」
    リヨンのチャイナタウンと中国旧正月『春節』
    フェミニンなインナーショップ 「OYSHO(オイショ)」
    パリとリヨンで大規模抗議デモ
    リヨンで1番の夜景スポット 「オテル・デュー Hôtel-Dieu」

    フランス ツアー最安値


    2017/8/16更新

    フランス 航空券情報


    フランス旅行 旅スケジュール

    旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■フランスの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

    ヨーロッパ特派員ブログ一覧

    アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イタリア/シチリア島イタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ミラノイタリア/ミラノエキスポイタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマエストニア/タリンオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシャ/アテネクロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バレンシアスペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスロヴェニア/リュブリャナチェコ/ブルノチェコ/プラハデンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/シュタインバッハドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミンデンドイツ/レーゲンスブルクノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/カンヌフランス/サンローフランス/トゥルコアンフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/モスクワ

    ヨーロッパにもどる

    • 特派員プロフィール
    • リヨン特派員

      リヨン特派員
      AKINO
      結婚後、2013年からリヨン在住。米どころ新潟生まれで、パン王国に住んでも、バゲットよりごはんを愛する。趣味は、地方名物をテーマにした街巡り。車がないので、列車やバスを使ったローカル線の旅を基本としています。リヨンとローヌアルプ地方の魅力的な観光スポットを日々発掘、お届けします。
      リヨン特派員facebook
      リヨン旅なび

    • リーダーに登録

    地球の歩き方Web特派員募集