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フランス/リヨン特派員ブログ AKINO

フランス・リヨン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年3月 1日

【フランス秋・冬の味】Mont d'Or(モンドール)をリヨン名物で食べる


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【フランス秋・冬の味】Mont d'Or(モンドール)をリヨン名物で食べる

フランスの冬のレシピといえばチーズ料理。

今回は「モンドール/Mont d'Orをご紹介します。

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Mont d'orはフランスとスイスの国境にあるジュラ山脈モン・ドール(黄金の山)周辺で作られるウォッシュタイプのチーズです。

フランシュ・コンテ地方Franche Comté.jpg

フランシュ・コンテ地方Franche Comté

期間限定で生産され(8/153/15)、910日から翌年510日まで販売されます。

フランスでは「モン・ドール(Mont d'Or)」、スイスでは「ヴァシュラン・モン・ドール(Vacherin Mont d'Or)」と呼び、販売がはじまる秋には、同時期に解禁されるボジョレ・ヌーヴォと合わせて"秋の風物詩"として楽しむそうです。

 

2月下旬、リヨンの平均気温は8℃で厳しい寒さから春へと向かっていますが、夜はまだまだ冷え込むので、寒さが残っているうちに冬の食事を楽しむことにしました。実はモンドールを食べるのは初めてで、フランスのレシピをいろいろ読み比べて初挑戦しました!

 

|モンドールを買う

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Sancey richardサンセー・リシャール)工場のモンドール

スーパー、チーズ屋さん(フロマージェリーFromagerie)、リヨン中央市場(Les halle de Lyon)で簡単に見つけられます。

≪モンドールのサイズ≫

2人分    350g5€~7€)

34人分 500g8€~10€)

5人分  700~800g18€)

サイズは800gのチーズに"5人分"と書いてあったので、その下のサイズ500gにしました。結構小ぶりなので足りるかどうか不安でしたが4人で食べてちょうど良かったです。

同じ500gのモンドールでもメーカーが違うと8€~10€と値段もかわりました。ブランドはよくわからなかったので一番安いのを選択。500gと表記され値段が均一なものと、500550g間で重さによって値段が細かく違うものもありました。

mont d'or.jpg

大型 スーパー「 カルフール」 で購入 8.37€/540g

 

|オーブンで焼くMont d'Or au four

モンドールといっしょに食べるのは、ジャガイモと太めのソーセージが定番。

または冬のチーズ料理の定番その2「ラクレット」と同じく、サラミに似た乾燥ソーセージ「ロゼット」や生ハムでもOK野菜はドレッシングでシンプルに和えたサラダを添える程度です。


≪材料:4人分

・モンドール 500

・白ワイン 50ml

※好みで(にんにく1片、タイム、クルミをのせて)

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じゃがいも(ゆでる)

肉厚ソーセージ(ゆでる)

葉物サラダ

 

≪作り方≫

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1、モンドールの真ん中を丸くスプーンでくり抜いて穴をつくり、白ワインを3050ml注ぎ、くり抜いたのをもどします。

好みでにんにくを4カットしたのをぶすっと差し込んだり、フレッシュなタイムのハーブをのせたり、クルミをのせたりします。(今回はワインとモンドールだけで。)

2、アルミホイルで木枠の外側をきれいに包み込んで、180℃のオーブンで30分。(我が家のオーブンは弱いので200℃で1時間...
3
、アルミホイルをはずして、液体のように流れるチーズをスプーンですくって、茹でたじゃがいもとソーセージにたっぷりかけていただきます。


|材料あれこれ 

モンドールは"十字の切り込み"または"くり抜く"

DSC00730.JPGArnaud (アルノ)工場のモンドール

ワインを注ぐとき、十字に切り込みを入れたり、くり抜いたり、皮をきれいに取り外したりして、白ワインと中のやわらかいチーズがよく混ざるよう、皮に隙間を作ってからワインを入れるようです。

 

ワインは、辛口「ヴァン・セック(vin sec)」

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モンドールに入れるワインはvin sec(ヴァン・セック=辛口ワイン)、特にVin du Juraジュラ地方の辛口黄ワインvin jaune(ヴァン・ジョーヌ)が良いそうです。大型スーパー「カルフール」で1本18.90で売ってます。

普段ワインを飲まないので、今回は調理酒用としていつも使ってる1.50€の白ワインを使いました。

 

|じゃがいもは、小さくて細長い「ratte(ラットゥ)」

じゃがいもは4人分800gを蒸し器で30分。

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赤い皮のもの、日本と同じジャガイモ色でフライドポテト用、グラタン用、炒め用など、フランスのスーパーにはいつも5種類以上のじゃがいもが置いてあります。モンドールのレシピには小さめの細長いratte(ラットゥ)という品種が紹介されていて、こちらは蒸して食べるのに良いそうです。


今回はジュリエット·ド·ブルゴーニュ(Juliette de Bourgogne)というのを使いました。

男爵のようなホコホコしたジャガイモが苦手なのですが、しっとりしていて蒸したても冷めてからも美味しいじゃがいもでした。

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ついでに前から気になっていた紫色のジャガイモVitelotte(ヴィトロット)も。

栗みたいな味で、甘みがあってほっくりしっとりしていました。とてもおいしかったです!普通のジャガイモより高めで、4個で0.93€でした。

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皮をむいた中までしっかり紫色!


|モルトー・ソーセージに代わって「リヨン風ソーセージ」を

本場風にするならジュラ地方のモルトー・ソーセージ(Belle de Morteau)ですが、今回はリヨン名物「ソシソン・リヨネ・ピスタッシュ」。

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リヨン風ソーセージsaucisse lyonnaise

リヨンといえば!な有名シャルキュトリー(肉加工品店)SIBILIAシビリアで買ってきました!110.70

しかし、「水に1時間浸してからさらに45分~1時間煮る。」とあり夕食時間的に間に合わず、別のをスーパーで買ってきました。シビリアのソーセージについてはまた今度ご紹介します。


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にんにく入りソーセージSaucisson a l'Ail

前菜で冷たいままで食べるソーセージ。

スーパーU(ユー)の商品で11.70で買えます。

これがとっても肉厚ジューシーで美味しかったです!4人で分けて食べてちょうどいいくらいの量、なのにこの値段!リピートすることにしました(^^)


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リヨン風ソーセージピスタチオ入りSaussice

こちらは真空パックに入っていて、袋を開けて35分茹でたら完成。

にんにく入りソーセージよりもそもそした感じ。チーズと一緒に食べるにもちょうどよかったです。14.90

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切るごとにジューシーな肉汁ぶしゃーです。

 

おまけ

|リヨンのニンカシビール!

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リヨンのバーといえば!自社ビール工場を持っているバー「NINKASIニンカシ」。
ワインもいいですが、ビールも合うということでビールにしてみました。10種類以上あり、リヨンの土産屋さんの店員が全て試飲した中で一番お勧め!と言っていたI.P.Aというのにしました。ニンカシと赤いビールについては次回改めてご紹介します。

 

|フランス風モンドールの食べ方

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日本でよく紹介されているのは小さく切ったパンをフォークにさして、チーズフォンデュのようにひたして食べる方法ですが、スプーンですくって、自分のお皿ある皮をむいたじゃがいもとソーセージの上にどば~っとかけるのが本場の食べ方ようです。

我が家も本場式(?)でたっぷりチーズをかけて楽しみました♪

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最後にサンセー・リシャール工場」のモンドールができまでの動画をご覧ください。

外枠のモミの木を削るところから、チーズ工場周辺の景色まで紹介されています。モンドールは木箱に入って作られているのかと思いきや、あとから木箱に入れて出荷するのだと分かりびっくり。

リヨン中央市場のFromagerie MONS(モンス)で販売していました。

工場見学もできるようです。詳しくは辻調理師学校のブログ で紹介されています。


FROMAGERIE Mons(モンス) - Etienne BOISSY

Halles de Lyon Paul Bocuse 

102 Cours Lafayette 69003 Lyon France

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カテゴリー レストラン・料理・食材
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      リヨン特派員
      AKINO
      結婚後、2013年からリヨン在住。米どころ新潟生まれで、パン王国に住んでも、バゲットよりごはんを愛する。趣味は、地方名物をテーマにした街巡り。車がないので、列車やバスを使ったローカル線の旅を基本としています。リヨンとローヌアルプ地方の魅力的な観光スポットを日々発掘、お届けします。
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