パリ同時多発テロから1週間、フランス第二の都市リヨンの様子
11月13日(金)の夜、パリで同時多発テロが起きてから1週間になります。
事件当日、リヨンの自宅でテレビを見ていて、テロがあったことを知りました。
15日(日)は、リヨンの観光名所「ローマ劇場」にあるガロ・ロマン博物館で、40周年記念イベントが行われる予定でしたが中止となりました。
16日(月)の正午には、テロー広場で1分間の黙祷が行われました。同時刻、メトロ、駅、会社、学校などでも行われました。
ベルクール広場
1週間が過ぎた20日夕方、ベルクール広場、テロー広場へ行くと、花、蝋燭、メッセージでいっぱいになっていました。
広場中央にあるルイ14世の騎馬像、その周囲を囲み花とろうそくが手向けられていた。
テロー広場
市庁舎前の階段にはたくさんのメッセージと蝋燭。
リヨンの女子学生が、事件当日パリにいて亡くなったと地元ニュースで報道されていました。
ソーヌ川沿いの裁判所
17日からソーヌ川沿いの裁判所と、新市街の高層ビル「インシティータワー」が、17時30分から深夜までフランスの青・白・赤のトリコロールに染まっています。
新市街の「インシティタワー」と「パールデュータワー」
2015年12月5(土)~8(火)にかけて行われる光の祭典(FÊTE DES LUMIÈRES)は今年中止が決まりました。
毎年約300万人が訪れるリヨンの一大イベントで、町の人は少し残念な気持ちはあるけれど、安全面を考えて、ほとんどの人が納得しているようです。
一方で、ホテルやレストランなどは、キャンセル対応に追われています。ニュースで見たとあるホテルは、年間売り上げの15%が光の祭典時期にあたると言っていました。
2015年の光の祭用に準備されていたアート作品は、2016年にそのまま持ち越されるそうです。
今年は窓辺にろうそくを灯す、静かな祈りの夜になりそうです。
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