フランスのチップの現状

公開日 : 2016年08月06日
最終更新 :
筆者 : AKINO

ガイドブックにも書いてあるように、

レストランやホテルなどの料金にはサービス料が含まれているので、基本的にチップは義務ではない。快いサービスを受けたときや、特別なことを頼んだときに、お礼として渡すといいだろう。

地球の歩き方フランス 通貨・為替レート・両替・チップからの引用です。

基本的にはフランスでチップは必要ないです。フランスにチップ制度があったのは昔の話で、今はどこもサービス料込みになっています。

チップ.JPG

メニューや伝票にService Compris(サービス料込み)って書いてある。Prix Nets(正価)。

とはいえ、チップを渡す光景は、生活の身近な場面でまだまだ残っているので、慣れない日本人旅行者としては頭を悩ませるところ。ときどき日誌 sur NetVillageさんの記事に、フランスのチップの現状について詳しく書いてあって参考になりました。払わなくてもいいけど払ってもいいチップ。人それぞれの気持ちなので、どんなタイミングでいくら渡すのか、明確な答えは出せないのですが、私が目にしたフランスの様子をご紹介します。

払う必要のないシーン

一般的なレストランでは、「料理に~入れずに作ってほしい」など特別なお願いをしない限り、基本的に払う必要はないです。三ツ星レストランや高級ホテルに行った時は、チップを置いた方がスマートみたいです。行ったことがないので詳しくはわからない。

チップを払うべきところ

スペインを観光したとき、マドリードで現地ボランティアガイドに参加しました。パンフレットにも"無料"とは書いてあるのですが、ガイドが始まる前に「もしこのガイドがよかったなと感じてもらえたらチップを」という話があり、ガイド終了の解散時にはみんなチップを渡してました。いくら払ったらいいのかわからず、みんなのチップ料金を参考にするとだいたい1人5€くらいでした。リヨンのフルヴィエール大聖堂のテーマ別ガイドの指定料金にも「チップとして5€」と記載がありました。ボランティアガイドに参加したときには5€、二人なら10€くらいを目安に払うといいみたい。

どのシーンでいくら?どんな風に払う?

フランス4人と一緒にカフェへ行った時に見たチップの場面。浜辺にある一般的なカフェで、1人一杯ずつジュースやビールを頼んで、ごく普通にサービスされました。旅行中だったのでスマホのインカメラでみんなと写真を撮ろうとしたとき、スタッフが来て写真を撮ってくれた。日本ではよくある光景。支払いが終わって(席会計)、おつりの入ったトレイがテーブルに置かれると、席を立つ前に1人がチップとして2€コインを1枚置いてました。サービス精神旺盛な日本人から見ると、フランスのサービスは常に有料なのかと不思議に思う場面でしたが、文化と習慣によって考え方が違うのでしょうね。

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