マニラのトイレ

公開日 : 2010年01月14日
最終更新 :
筆者 : 美恵子

フィリピンで驚くことの一つにトイレ事情があります。

首都であるマニラ。

マニラを代表する巨大ショッピングモールのMall of Asiaは、

地元の人だけでなく、マニラを訪れている観光客や在住外国人

も買い物に出向く、数年前に誕生したなかば“名所”的存在。

だいたい、女性をはじめ、小さな子供がいる人、

また観光客などは、「トイレ」の設備や清潔さがとても気になるもの。

「トイレ」=その国の生活を表す、といっても過言じゃないくらい?

一種のバロメーターになっていたりする・・・。 (言いすぎ?)

というわけで、マニラが誇るショッピングモールのトイレを見てみよう。

1日じゃまわりきれないくらいの大きなモールは、一部オープンエアー。

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大きい施設なだけでに、けっこう各所に公衆トイレはある。

ここで、フィリピンルール。

トイレが満員の場合、日本のように一列に並んで待ち、空いたら順次

入っていくと思って、待っていてはいつまでも用は足せません。

みーんな順番抜かし状態。

そう、1つ1つの個室の前で待機するのが基本。

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ある意味、どの人が早く出てくるか勝負をかけて待つ必要あり。

絶対、この方法、狭いトイレがよけいに混雑するし、

ときに、小さないざこざの原因にもなりうるし、効率が悪すぎ。

でも、いちおうこんな“トイレ待ちルール”があることを念頭において

待たないと、「順番抜かしされた!」と怒りにぶるぶる震え、

我慢の限界を早く迎えてしまうことにもなるので、要注意。

さて、次の驚きは、便器。

さすがにマニラが誇るモールだけあって、清潔ではあるが・・・。

「便座」がないのが基本。

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ものすごーく不思議。

ウォシュレットトイレの国、日本からやってきた日本人はきっと

この便座なしトイレを使用する時、ついお尻を浮かせて用をたして

しまうと思います。

ワタシも浮かせ派。

フィリピン人に聞くと、キレイな便座ならそのまま座る人もいるらしいが、

この便器に乗り、まるで和式トイレのようにかがんでする方法が主流

のよう。  危ないし、不安定・・・。

せっかく洋式の便器なんだから、便座をとりつければいいのに。と思う。

足をかけるから必要ないのか、

はたまた便座を盗まれるから取り付けないのか・・・。

そして、トイレットペーパーがないのも基本。

ですから、携帯用ティッシュは持ち歩くのがベスト。

しかも、水洗事情がよくないので、ペーパーを流さないのも基本。

便器の隣にあるカゴへ捨てるのです。

もし、ティッシュがない! という場合、

ごくごくたまに、こんなありがたい販売機もあるのでご利用を。

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というわけで、今回は、

マニラのかなーりキレイで設備も進んだ公衆トイレをご紹介しました。

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