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フィリピン/マニラ特派員ブログ Okada M.A.

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2014年2月20日

城壁のプチ・ハイキング イントラムロス上級編1


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城壁のプチ・ハイキング イントラムロス上級編1

城壁のプチ・ハイキング イントラムロス上級編1.


イントラムロスの城壁からメトロ・マニラの高層ビルを望む。


イントラムロスの観光スポットといえば「地球の歩き方」のガイド(http://m.arukikata.co.jp/city/MNL/spot.html) にもありますように、世界遺産のサン・オーガスティン教会、その斜め向かいのカーサ・マニラ博物館、一番北側に位置するサンチャゴ要塞、その少し南東方向のマニラ大聖堂などの有名スポットがあり、もちろん初めてだとこれらを巡って食事もこの周辺の洒落たレストランで摂っているうちに、あっという間に一日が過ぎてしまいます。

私達、地元に住む人間はもちろんいつもいつもこれらのメイン・スポットを訪れるわけではなく、しかしふと訪れたくなる特定の場所があります。これらの特別なスポットを「イントラムロス上級編」として御紹介しましょう。

今日は「その1」として、イントラムロスで楽しめる「城壁のプチ・ハイキング」です。



イントラムロスの城壁

さてしかし、イントラムロスは城壁の要塞都市で、内側は碁盤の目状態の石畳の通りで区画されていて、ここでハイキング?と思う方もおられるかも知れませんが、それがあるんです。何回行っても飽きない取って置きのプチ・ハイキングコースが。



城壁のウォーキング・コース

これがどこにあるかというと「城壁の上」なんです。一口に「壁」といっても全体が要塞になっているこのイントラムロスの城壁には、砲台や銃座、ゲートや弾薬庫、監視所などの設備があり、それらの要所要所は「堡塁(ほるい): Baluarte」と呼ばれる建造物になっていて、城壁はそれらの堡塁と堡塁を繋ぐ通路で出来ています。これがこの平和な世の中では絶好のハイキング・コースになっている訳ですね。



堡塁から堡塁への通路


私のオススメは「ポルティーゴ・デル・パラシォ: Portigo del Palacio」(昔の宮殿のゲートの堡塁)から「サン・アンドレス堡塁: Baluarte de San Andres」までの「おいしいところだけ」のコースで、昔はこれを一気に続けて歩くことが出来たのですが、2008年から一部有料化され、このコースは真ん中の有料コースと2つの無料コースに分かれてしまいました。今日のPart1.はこの内の無料コースを御紹介します。



マニラ大聖堂: これが今回のランドマークです。



ミニ・ストップ: マニラ大聖堂から北西角のゲートに向うとあります。
ここを左に入ります。



ポルティーゴ・デル・パラシォ: 程なく行くと見えてきます。



ポルティーゴ・デル・パラシォの看板: 悲劇の英雄・ホセ・リサールが
処刑の時にここを通ったとか記されています。



階段: ここからコースが始まります。



通路: 城壁のすぐ外側はゴルフ・コースになっています。
古い石造りの城壁と芝生のまぶしい緑の対比が鮮やかてす。



広場: 城壁の上とは信じられない広さの広場に出ます。
ここは「サンタ・イザベル堡塁ピアノ: Baluarte Piano de Sta. Isabel」です
(ピアノ型堡塁ということ?)。軍事教練や集会が開かれていたのでしょうか。
階下のスペースも広いと言うことですので作戦本部などがある重要な堡塁
だったのかもしれません。


tmp_PSD3コロニアル-599145279.jpgのサムネール画像
非常に時代の経った石造りの廃墟と
コロニアル様式の涼しげな建物との
対比が面白いですね。



左のドームはイベント会場や見本市会場に利用されています。
日比交流会なども開かれています。



ここは、南禅寺か哲学の道のような雰囲気があって私のお気に入りです。


tmp_PSD6大正1062974776.jpgのサムネール画像
続いてこちらも大正時代の「瓦斯灯」の通みたいでレトロ感覚です。



ゴルフ場の中にものものしい「トーチカ」が見えて来ます。「レダクト・デ・サン・ペドロ: Reduct de San. Pedro」です。ゴルフ場の中に「トーチカ」がある所など他にあるでしょうか。



レダクト・デ・サン・ペドロは何か巨大な
戦車か戦艦を思わせるような造りで、
イントラムロス自体が要塞都市なのに、
その外側にトーチカが配置されるということは、
よほど重要な拠点だったのでしょうか。
そういえば昔の地図によると海がすぐそこだったようです。
非常に興味深い建物ですが、残念ながらここに入ることは出来ません。



ここの黒い鉄扉のところで行き止まりになっています。階段がありますのでサンタ・ルシア通(Sta. Lucia St.)に戻ります。

さて、続いて二番目はちょっと離れた「サン・アンドレス堡塁: Baluarte de San Andres」です。ここはイントラムロスの南東の角に当たり、次回御紹介する有料コースの「サン・ディエゴ堡塁: Baluarte de SanDiego」を越えたところにありますので、実際はサンタ・ルシア通沿いに進んでサン・ディエゴ堡塁を回った後に訪れるのが良いでしょう。



ここから入ります。



遠くに見えるのは、マニラ市役所の時計台です。



マニラ市立大学が後ろに控えます。






さて、次回は「城壁のプチ・ハイキング」でもメイン・メニューの「サン・ディエゴ堡塁: Baluarte de San Diego」を御紹介しますのでお楽しみに。


最後に蛇足ながら一首。


いにしへの 兵(つわもの)どもの夢に座し 和みしウィキペディア スマートフォンをかし

海月

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カテゴリー 文化・芸術・美術 見所・観光・定番スポット
2014年2月20日
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      マニラ特派員
      Okada M.A.
      昭和生まれの元美術教師。フィリピンに来た当初は天然繊維製品の開発で各地の辺境を巡り、北は世界遺産の棚田で有名なイフガオ族の村から、南はイスラム文化圏のミンダナオの山中まで巡ってカルチャー・ショックを受けそのまま定住して10年以上。 現在は現地の外資系会社勤務で妻子あり。ご連絡はこちらへ。

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