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フィリピン/マニラ特派員ブログ Okada M.A.

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2014年3月 3日

イタリア人は神父さんもやっぱりグルメ マニラ世界の味めぐり: イタリア編2


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イタリア人は神父さんもやっぱりグルメ マニラ世界の味めぐり: イタリア編2


「マニラ世界の味めぐり」とは?: これといって歴史や特徴のないフィリピン料理に飽き足らぬ外国人が情熱を持って自国料理を再現する、「自国民の自国民による自国民のための」料理店を訪ね歩きます。


ブルーチーズ、パルメザンチーズ、モッツァレラチーズのピザ


さて、前回のイタリア人のBarオーナーからお話代わってイタリアン・カトリック教会へ。


マカティ市のパソン・タモ通は日本料理店や食料品店が集まる「リトル東京」(といっても実はオーナーは中国の人ですが)の近くに、イタリア系カトリックのドン・ボスコ教会が経営する私立の有名男子校の「ドン・ボスコ学園」がありますが、そこに「付属」のイタメシ屋があって、そこが何と、そんじょそこらのイタメシ屋よりも遥かに美味しい!!



Amici正面



ドン・ボスコ学園
ドン・ボスコ学園。購買部も兼ねているような文房具店が角にあり(品揃えは非常に豊富: オススメ)、その隣りがイタリア料理店"Amici"。更にその向こうはドン・ボスコ教会となっている。文房具店右側が学園。



ドン・ボスコ師



ドン・ボスコ教会

最初は、私も学園の「学食」かな?と思ってた様な規模だったんですが、評判が評判を呼んだのか、徐々に徐々に発展して行って、ある日近所のショッピング・モールにジェラートの出店を出していた時に、私も試しに食べて見て驚いた!正にホンモノのイタリアン・テイスト。急いでピザとパスタを食べに行ったら、今度は二度びっくり!ピザは薪で熱した石窯で焼いて出て来るし、パスタは絶妙のアルデンテとイタリアン・トマトの風味を生かしきったシンプルで深い味で出てくるわで最高。しかも、大手のピザのチェーン店よりも値段も手頃。いやー、これは全然手を抜いていない!



ずらりと並んだイタリアン・ジェラート。ナッツ類が入ったのが特に美味しい。


クアトロチーズ・ピザ
クアトロ(四種の)チーズ・ピザ。四種の内の一つはそのまま乗ったブルー・チーズでこれが決め手。生地はシン・クラストの極薄でチーズの味が引き立つ。


この店のそもそもの始まりは、ドン・ボスコの従業員の為の軽食食堂から始まり、その後学園の生徒も利用しだしたのだとか。料理指導は司祭で調理人は素人のフィリピン人従業員だとか。しかし、それにしては余りにも本格的です。やはり神父さんを始め学園経営サイドのイタリア人の自国料理に対する情熱がほとばしっていると見て間違いはないのでは?
詳しくは、マニラの有力紙: インクワイラーのレポートをどうぞ。http://newsinfo.inquirer.net/279404/the-magic-of-amici-di-don-bosco


石窯: 薪(たきぎ)を使った石窯で焼かれたピザの焼け具合は究極。



ピザ職人さん。注文の度に作ります。私の注文分を作っているところをパチリ。職人さん気質で気難しいのか、にらまれてしまいました。



こちらはケーキ類です。


さてこちらは売り物の「ジェラート・ケーキ」。ゴージャスです。


お店の雰囲気はどこか横にあるドン・ボスコ教会のムードを漂わせていて、しかもどことなく「学食」の雰囲気が抜けず、そこがまた計算では出来ない差別化にもなっていて、思わずリピーターになってしまいました。やっぱり商売は正直にやるのが遠回りのようで近道なんだが、神父さんや教会関係者でもやはりイタリアの人は、プロテスタントなどの質素倹約を旨とする国の人などとはまた違ってやっぱりグルメなのかな、などとブルー・チーズの入ったクアトロ・チーズにシン・クラストの生地のピザに舌鼓を打ちながら同じく味には厳しい大阪育ちの私は想ったのでした。


Amici店内1. もとは庭のスペースが温室のようなスペースにまずなって、
その後改装されて店内の一部になりましたが、木がそのまま残してあります。
非常に博愛的でいい感じです。


Amici 店内 2. サンルームの部分と食堂部分。ここにももう一本木があります。



Amici店内 3. そかはかとなく学食のような雰囲気が残る。



子供達が遊んでおけるコーナーがあり、お父さん・お母さんはゆっくり食事が出来るという、こんな余裕があるレストランは滅多にないですよね。教育機関ならではの寛大さかも。



こちらは教会方向の出入口。日曜の礼拝が終わってからちょっと美味しいものでも、というのは、やはりイタリアっぽい?



今回はパスタは注文出来なかったので、メニューをどうぞ。

価格: パスタ:198ペソから344ペソ(400円 - 700円)、 ピザ: 318ペソから435ペソ (640円 - 870円)


さて、マニラにはこのような外国人による自分自身と自国民の為の「情熱の料理屋」がかなりあります。ですのでマニラに居ながらにして「世界の味めぐり」が可能です。その移民して来た国に合わせてアレンジされた外国料理ではなく、郷愁に溢れた本物の世界の味の食べ歩きが可能な「マニラの世界味めぐり」。これからもどんどん御紹介します。

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カテゴリー レストラン・料理・食材
2014年3月 3日
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      マニラ特派員
      Okada M.A.
      昭和生まれの元美術教師。フィリピンに来た当初は天然繊維製品の開発で各地の辺境を巡り、北は世界遺産の棚田で有名なイフガオ族の村から、南はイスラム文化圏のミンダナオの山中まで巡ってカルチャー・ショックを受けそのまま定住して10年以上。 現在は現地の外資系会社勤務で妻子あり。ご連絡はこちらへ。

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