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フィリピン/マニラ特派員ブログ Okada M.A.

フィリピン・マニラ特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2014年4月 2日

中国グルメ父さん御用達ストリート 世界の味めぐり3・中華料理編その一


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中国グルメ父さん御用達ストリート 世界の味めぐり3・中華料理編その一

マニラ、世界の味めぐりとは?
「発展途上」のフィリピン料理に飽き足らず、ここマニラでは、「外国人の、外国人による、外国人の為の料理屋」が盛んになっています。日本にある様な日本人の嗜好に合わせた各国料理のレストランではなく、世界各国の特色をアレンジなしにそのまま反映したような、 またその店のメジャーな固定客はその国出身の人々であるような「料理屋」が沢山あります。
そこで、日本の皆さんに限らず、マニラを訪れる旅行者の皆さんへの私からの提案です。
名付けて「マニラ、世界の味めぐり」。



三回目の今回は、イタリア編に続いて同じく「食の大国」中国編です。

中華料理は世界最強かもしれません。何しろ世界のどの大都市に行っても大体中華街はありますし、ほぼ世界共通メニューで、焼売、春巻、餃子、炒飯、ラーメン等が楽しめるのが凄い。しかし、そんな中華街にも観光客向けの店と、それぞれの国で生活する地元の中国人御用達の店とがあります。本日の「世界の味めぐり」は、マニラでどのようにして地元の中国人御用達の店を探すのか、のノウハウです。



東大門: 中華街東端の大門。この辺りはゴールドのアクセサリーの店が密集していて華美


tmp_教会1467607595.jpgのサムネール画像
サンタ・クルーズ教会。東大門とロータリーを挟んで対面しています。


マニラの中華街の一端は、LRT鉄道のカリエド駅から西に少し行ったサンタ・クルーズ教会の前のロータリーにある大きな中華風の門から始まります。
ここを潜ると「オンピン通り」(Onpin St.)で、これがマニラ・チャイナタウンのメインストリートになります。ここからビノンドという地域にあるビノンド教会まで通りは続きます。



ビノンド教会: 中華街の西端のランドマーク。今日の記事はこちらがアクセス便利。タクシーで「ビノンド・チャーチ」というとOK。


このメインストリートのオンピン通りにももちろん中華のレストランは数多くあって、その中にも地元の中国人ご贔屓の隠れた名店はあるというものの、今日はもうひとつ難易度の高い「上級編」です。



ベナヴィデス通り: ここが本日の「御用達ストリート」。メインストリートからはちょっと外れている。


実は以前勤務していた会社の同僚に、中国本土からフィリピン大学に留学して、そのままマニラで就職したネイティブの中国人がいました。彼が教えてくれたのがここ「ベナヴィデス通り(Benavidez St.) 」。こここそが地元中国人御用達ストリート! 数々の安くて美味しい中華料理屋が並びます。

>ベナヴィデス通りへのアクセス。



上記、ビノンド教会から、一番上のアーチを潜ってすぐに「アンソンズ電器店」があり、ここを左に入り、一筋目を右に入るとそこがベナヴィデス通り。

しかし、今日の「上級編」としては、「どのように美味しい店を探し出すのか」のコツも伝授致しましょう。但し、あくまでマニラの中国系の庶民の人々にとっての安くて美味しい店ですので高級レストランは含みません、悪しからず。



さてそのコツですが、この写真の様な後ろ姿の中年から初老の中国人のお父さんを捜しましょう。見つけたらどの店に入るか見届けて下さい。その店こそが要チェ~ック!!の、「中国グルメ父さん御用達の店」。店の構えは往々にして大したことはありませんが、中身は充実している場合がほとんど。

なぜか?その理由はこちら→
ここチャイナタウン周辺には主に華僑のネットワークによる輸入品の問屋が数多くあり、機械、工具、設備、食料品、衣料品などの問屋街となっています。その各々の店にはもちろん店主のオジサンがいて、彼らがふと一休みに食事や間食に出ることがあります。もちろん毎日のことですから、すでに店はコストパフォーマンスに優れるものだけに取捨選択されています。こちらはチャッカリとその恩恵に努力なしであずかろう、という作戦です。

さて、そのノウハウで選んだ、Okada M.A.特撰のお店はこちら。


ワイ榮小食館: Wai Ying Fast Food Restaurant
(ワイは山ヘンに榮)


ここは人気の大衆食堂で、何が特徴といってもかのローストダックを大衆化してしまったのが偉い!ローストダック・ラーメン、ローストダック・ライスなどが特にオススメ。また、点心に良品あり。メニューも超豊富。(中にはハズレも無きにしもあらず)
私はここで、前記のような問屋のご主人達の会合に遭遇したことがあり、結構シリアスな会合に見えましたが、それでも安くて美味いものでも食べながら、というのが中国お父さんらしい。中でも一番恰幅の良いご主人は、一杯テイクアウトを注文して、それを抱えて出口に行くと、大衆食堂の前なのに運転手付きの白いベンツがお迎えに横付けされた、ということも。
(北京ダック・ラーメン: 180ペソ(約400円)、点心: 60-80ペソ(130-170円))


ワイ榮小食館: お持ち帰り専門店 Wai YingRestaurant Take Out Only
こちらはワイ榮の、ローストダック、鶏の丸焼き、チャーシューなどのお持ち帰り専門店。


蘭州拉麺: Lan Zhou La Mien
ここの基本は手延べ麺で、他に生地を特製ナイフで削る「刀削麺」(とうしょうめん)や鍋焼き拉麺、スパゲッティ風で麺に中華風ソースをかけたもの、などが人気。「拉麺」は日本のラーメンとは意味するところが違って、手延べ麺を指すそうです。(「拉」には延ばすという意味がある)
蘭州は甘粛省の西の端で、中国でもイスラム文化圏にかかるシルクロードの土地なので、いろいろな麺とその材料もある、ということなのでしょうか。(兰州拉面の表記もありますが、「兰」は蘭の簡字体です。面も同様)
この正面のお父さんも本日の話題にピッタリ。

灣仔茶餐廳: Wan Chai Tea House
「ワンチャイ茶店」の名のとおり、香港スタイルの店ですので、ここの基本は飲茶。特に「小籠包」(ショウロンポウ)が安くて美味しい。他に「フカヒレ餃子」、「湯葉巻き蒸し」などの点心がいける。
(小籠包、フカヒレ餃子等点心: 65ペソ・約130円)


その他の良店:


馬麺第一家: Masuki Mami House
非常にアッサリとしたスープに、サッパリとした麺。シンプルなトッピングの馬麺です。



Maki Place
最近、新装開店した手軽なラーメン専門店

周辺のいろいろなお店。


中国茶専門店


こちらは鴨鍋専門店


ここはスモークしたタンや鶏モモや手羽

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      マニラ特派員
      Okada M.A.
      昭和生まれの元美術教師。フィリピンに来た当初は天然繊維製品の開発で各地の辺境を巡り、北は世界遺産の棚田で有名なイフガオ族の村から、南はイスラム文化圏のミンダナオの山中まで巡ってカルチャー・ショックを受けそのまま定住して10年以上。 現在は現地の外資系会社勤務で妻子あり。ご連絡はこちらへ。

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