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フィリピン/マニラ特派員ブログ Okada M.A.

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2014年5月25日

フィリピン名物"ハロハロ"は日本がルーツ? 五月お題


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フィリピン名物"ハロハロ"は日本がルーツ? 五月お題

日本では1990年代から、ミニ・ストップなどでお馴染みの"ハロハロ"は、フィリピンの定番人気スィーツですが、元々はフィリピン在住の日本人がルーツという説があります。
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ミニ・ストップのホームページの"ハロハロ":
http://www.ministop.co.jp/syohin/sweets/halohalo/


一番人気、Chow King(中華ファストフード・チェーン)のハロハロ。72ペソ (約150円)
https://www.facebook.com/chowkingph

「ハロハロ」という言葉は、この氷菓子固有の名前という訳ではなく、タガログ語で「混ぜこぜにする」あるいは「バラエティに富んでいる」という意味になります。ですので例えば色々な野菜から出来ているサラダは「ハロハロのサラダ」ということになりますし、ドーナツ屋で色々な種類のドーナツを箱に詰めるように注文する時も「ハロハロにして頂戴」ということになります。


フィリピン・スィーツのグルメのサイトなどで一番人気の、マカティ市はパサイ・ロードなどのレストラン"Milky Way"のハロハロ。ハロハロ界の「クィーン」といった存在。「かき氷」というより「パフェ」といった感じ。99ペソ (約220円)
http://deli.milkywayrestaurant.com/location.html

ですので、ミニ・ストップのシンプルなハロハロとは違い、本場のハロハロはかき氷の上と下がまさに混沌の「ハロハロ状態」が強ければ強い程良しとされ、美味しさの秘訣と言う事になります。アイスクリーム、ゼリー、ナタデココ、ココナッツ、甘納豆、プリン、紫芋、そして時にはトウモロコシやコーン・フレークまでが色のバランスなどお構いなしに「ハロハロ状態」となります。その上そこに糖蜜やコンデンスミルクがかけられて、これでもかのミックス・スィーツ状態。そしてこれをまたかき混ぜて食べるのが本場の流儀。ですので実際食べるハロハロは物凄い色になります。。。


ハロハロ界の横綱: Max's レストランのハロハロ。Max'sレストランは、フィリピン料理を高級化したメニューでしられ、ハロハロも高級化させた。Halo-Halo Special: 119.9ペソ (約260円)
Giant Halo-Haloは456.5ペソ (約1,000円!!)

http://www.maxschicken.com/index.php?/menus/24


さてこのハロハロ、例えば日本の「宇治小倉ミルク金時白玉氷」などと発想が似ているので、すでにお考えの向きもあろうかとは思いますが、日本人ルーツ説があります。


例えば、Wikipediaでは、からゆきさんが始めた甘党の店がルーツ説。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハロハロ


マニラの有力紙: インクワイラーは在留日本人のコミュニティにあった「小倉アイス」の店がルーツ説。
Japanese origins of the Philippine ' halo - halo ' |
http://opinion.inquirer.net/35790/japanese-origins-of-the-philippine-halo-halo


他にも私が見聞きしたのは、明治時代に行われたフィリピンのベンゲット道路工事に出稼ぎに来た日本人がそのまま居着いて始めた「かき氷の行商」がルーツ説。

また、戦前にダバオにあった日本人街のかき氷屋がルーツ説、などがあります。


しかし実際には、フィリピンの人々は日常楽しんでいる自分達のスィーツ・ハロハロが日本にルーツがあるとは思ってもいませんし、またその決定的な証拠となる事実の特定もありません。しかし、フィリピンに在住する私としては「在留日本人のロマン」として、この日本人ルーツ説に想いをはせたいと考えています。


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カテゴリー お題 レストラン・料理・食材
2014年5月25日
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      Okada M.A.
      昭和生まれの元美術教師。フィリピンに来た当初は天然繊維製品の開発で各地の辺境を巡り、北は世界遺産の棚田で有名なイフガオ族の村から、南はイスラム文化圏のミンダナオの山中まで巡ってカルチャー・ショックを受けそのまま定住して10年以上。 現在は現地の外資系会社勤務で妻子あり。ご連絡はこちらへ。

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