四月の魚
実は私、今回をもちましてこの地球の歩き方を卒業する事に。。。と
あまりにもご無沙汰のブログ記事更新なので本気にされてしまいそうですね(笑)
勿論、これはエイプリルフールのお話です。フランスでは4月1日のこの日のことを
Poisson d'Avril(ポワソンダブリル)と言い、ポアソン=「魚」、ダブリル=「4月」
で「4月の魚」という意味になります。ポアゾンだと「毒」なってしまいますので
ご注意を!そして、毒々しい嘘はやめておきましょうね。
フランスではこのエイプリルフールが近づくとお菓子さんでは魚の形の
チョコレートが並んだり、どんな嘘をつこうかなと頭をひねる人も多いです。
なぜ、「4月の魚」なのかというと、諸説あるのですが実はこの時期にとれる
旬の魚に由来している説を今回はご紹介します。
例えば、maquereau(マクロー)「サバ」は4月になると簡単につり上げる事ができ、
あまり利口でない魚と言われています。その利口でない魚を4月1日に食べさせられた
人を「4月の魚」という説があります。また、サバには誘拐者という
意味もあって、4月は人をだます者が多いからという説もあります。
TV番組やニュースでも凝った仕掛けで本気にしてしまいそうな
嘘がまことしやかに流れているのもフランスらしいです。
ジャン・レノも出演した番組で面白おかしく騙されていました。
次回はお魚繋がりでマルセイユの有名なお魚のお店をご紹介しますね。
これは本当ですよ。
(4月お題"エイプリルフール")
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