ミラノ花粉情報

公開日 : 2001年03月26日
最終更新 :

日本では今『花粉症』の話題が絶えないようですね。私も日本では花粉に悩まされていた一人でしたが、こちらに住むようになってからというもの花粉で泣いた春を過ごしたことはありません。決してイタリアに花粉症の人がいないとか、花粉症という病気が存在しないというのではないのです。花粉症で悩んでいる友人を目の当たりにしていますから、イタリアにもあることはあるのです。ただミラノの場合ひどいのはスギ花粉ではなくポプラ(セイヨウハコヤナギ)の花粉。春先にミラノを訪れたことのある人は見たことがあるかもしれませんが、白いポワポワしたタンポポの種(子供の頃フーっと息をかけて飛ばして遊んだことありません?耳に入ると聞こえなくなる!と脅かされたあれです)のようなものが、わんさか空中を舞うことがあるのです。あれが飛んでいる日、花粉症の人たちはひどく苦しむという話を良く聞きます。あの白いポワポワ自体は花粉ではなく花の種なのでしょうが、種があんなにたくさん舞っていたら花粉もさぞかし散らばっているのだろうと想像できるほど、それはそれはすごい量なのです。あんなものが鼻に入ったら花粉症でない私だってくしゃみの一つや二つしてしまうでしょうから、花粉症に悩む人にはたまったものではないはず。これからミラノを訪れる予定の皆さんは、ミラノの町に白い物体が浮遊する不思議な光景を見ることができるかもしれません。

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