水と食べ物のありがたさを知る エキスポ2020開催国のアラブ首長国連邦
私達にとって水とは食べ物とは? 普段の生活で当たり前のように口にしているものについて改めて考えさせられたのが、アラブ首長国連邦(UAE)のパビリオンでした。
カザフスタン館と同じく、ミラノに本社を置くイタリア全国紙「コリエレ・デッラ・セーラ」がベスト5に選んだだけあって、いつも行列ができています。
エントランスでは、国土の農耕地が13%以下で85%が輸入食品に頼っていること、雨は少ししか降らず川もないなどと過酷な自然状況が説明されます。
石油大国として知られるUAEですが「我々にとっては、石油よりも水の方が大事なのです」というフレーズに心を打たれました。日本もUAEから石油、天然ガスを輸入しています。
2020年に世界エキスポが開かれるということで、熱の入った内容でした。
現代っ子サラちゃんが1963年の祖母の時代にタイムスリップしてしまうという約10分間のショートフィルムがメーンです。
劇場型の館内では、180度の大型スクリーンに砂漠で砂嵐に巻き込まれるシーンが大音響と共に再現され、当時の生死をかけた人生を想います。
サラちゃんは砂漠の中で生き抜く経験から、水や植物の大切さを身をもって知ったのでした。
エネルギー開発などから現代のUAEの発展へ、そして最後には2020年にドバイで開かれるエキスポについてのPRです。
アクセスもよく、訪問する価値の高い博覧会である点を映像でアピールしています。
民族衣装を着た男性スタッフの方が人気で記念撮影をする人がたくさんいました。
2020年のドバイでのエキスポに期待しましょう!
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