ミラノの食のブームはハンバーガーとポテトフライ

公開日 : 2015年11月30日
最終更新 :
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 イタリア料理やエスプレッソ・カフェに代表されるバール文化で保守的とも言われるイタリアですが、ここ1、2年で急速に増えているのが、ハンバーガーとポテトフライのショップです。

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 ドゥオモからも近いトリノ通り(Via Torino)には「アムステルダム・チップス」があり、お昼時や夕方には行列ができています。スモール、ミディアム、ファミリー(3ユーロから8ユーロ)という3サイズのどれかを指定し、ソースを選ぶというシステム。ソースは定番のケチャップ、マヨネーズからバーベキューなど15種類があります。

 このトリノ通りは庶民的なお店が両側にずらりと並び、熱々のポテトフライを食べながらウィンドーショッピングをするのにはもってこいの場所です。

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 アムステルダムとかダッチ・チップスとか、どうもオランダなんですね・・・。

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 一方のハンバーガーの専門店も増えて、若者を中心に人気です。お店も中の具を工夫したり、イラストでこだわり具合を説明したりと、こだわっているところも多いのです。

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 また南イタリアのプーリア州、バーリの空港内にもハンバーガー店があります。何とこの地方の名産ドライトマトと、ブッラータと呼ばれる中がクリーミーなフレッシュタイプのチーズがサンドされていました。

食べてみた友人の感想は「ドライトマトは美味しかった。でもボリュームがありすぎて、ちょっとね。ブッラータはブッラータだけで食べたほうがいいみたい」とのことでした。

 そして、そのブームは料理本にまで広がっています。

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 安心しておいしく食べられる食材を扱う「イータリー」では、思わず手にとってしまうカラフルな本が山積みとなっていましたよ。

 皆さんも、トラディショナルなイタリアンだけではなく、こんな新感覚のイタリア食文化も体験されてみてはいかがでしょうか。

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