旬のポルチーニ茸でイタリアを味わう

公開日 : 2016年09月19日
最終更新 :

イタリアも雨ですっかり気温が下がり、秋本番を迎えました。皆さんの秋は芸術? それともスポーツ、または読書ですか。

食べることの大好きなイタリア人にとって、やはり"食欲の秋"。今回は今が旬のフンギ・ポルチーニ(Funghi Porcini)と呼ばれるポルチーニ茸をご紹介します。

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地味な色合いではありますが、そのほどよい歯ごたえ、そして熱を加えると甘味が増してとろりとしたうまさが出てきます。

パスタ、リゾット、そしてメーンのお料理として、そのまま炭火焼にして少しのオリーブオイルを垂らしても美味しいのです。

porcini.jpg

こちらはミラノ市内のレストラン「Da Noi In」(ダ・ノイ・イン)でいただいたポルチーニのタリアテッレ

卵入りの平らなパスタとの相性がよいようですね。

以前にパルマ郊外のボルゴ・ターロというフンギ・ポルチーニの収穫祭を訪れた際の量り売りは、こんな感じでした。

mercati funghi porcini.JPG

スライスして乾燥させたものが200グラムで16ユーロ

街にあるプチホテルのレストランで、ポルチーニづくしのスペシャルコースをオーダーしました。

tagliatelle porcini.JPG

どどーんとワイルドな感じです。

scaloppine con porcini.JPG

メーンはスカロッピーネと呼ばれる仔牛肉のポルチーニソース和え

ミラノにはこれらのフンキ・ポルチーニなどトリュフやキノコ関連商品だけを扱ったショップ「La Fungheria」(ラ・フンゲケリア)が2軒あります。

http://www.lafungheria.com/index.html

住所 Viale Abruzzo 93

電話 +39-02-29526034

住所 Via Marghera 14

電話 +39-02-4390089

日曜休

いずれもミラノの中心地ではありませんが、ドゥオモからタクシーで10分から15分くらいで行ける距離です。

フンギ・ポルチーニの乾燥スライス、練りこんだパスタ、そのままパスタと和えるだけでいいソース、前菜にもってこいのフンギ・ポルチーニのオリーブオイル漬けなどどれもおいしそうで、目移りがします。

またトリュフ味のパター、チューブ状の白トリュフクリームなどもありますよ。

ここのパッケージングがかわいいので、お土産にもおすすめ。キノコ柄のショッピングバック、またプレゼント用の缶や箱もキュートなキノコ模様でラブリーです。(写真がなくてごめんなさい)

最後にイタリアのキノコの王様、Ovolo(オーヴォロ)についてもぜひ。

ovolo.jpg

外側が薄茶色、内側はクリーム色をしています。出始めた頃でまだ小ぶりでした。

日本語ではタマゴ茸と呼ばれている黄色いキノコで、秋の収穫期間も短く大変な希少価値のあるキノコです。

生のまま薄くスライスして、パルメザンチーズ、少量のオリーブオイルと共にサラダ感覚でいただきます。ほろほろと口の中で崩れる触感と柔らかな甘みがたまりません。

もしイタリアで運よく出会えたら、相当ラッキーですよ。

ぜひ味わってみてくださいね。

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