旬のポルチーニ茸でイタリアを味わう
イタリアも雨ですっかり気温が下がり、秋本番を迎えました。皆さんの秋は芸術? それともスポーツ、または読書ですか。
食べることの大好きなイタリア人にとって、やはり"食欲の秋"。今回は今が旬のフンギ・ポルチーニ(Funghi Porcini)と呼ばれるポルチーニ茸をご紹介します。
地味な色合いではありますが、そのほどよい歯ごたえ、そして熱を加えると甘味が増してとろりとしたうまさが出てきます。
パスタ、リゾット、そしてメーンのお料理として、そのまま炭火焼にして少しのオリーブオイルを垂らしても美味しいのです。
こちらはミラノ市内のレストラン「Da Noi In」(ダ・ノイ・イン)でいただいたポルチーニのタリアテッレ
卵入りの平らなパスタとの相性がよいようですね。
以前にパルマ郊外のボルゴ・ターロというフンギ・ポルチーニの収穫祭を訪れた際の量り売りは、こんな感じでした。
スライスして乾燥させたものが200グラムで16ユーロ
街にあるプチホテルのレストランで、ポルチーニづくしのスペシャルコースをオーダーしました。
どどーんとワイルドな感じです。
メーンはスカロッピーネと呼ばれる仔牛肉のポルチーニソース和え
ミラノにはこれらのフンキ・ポルチーニなどトリュフやキノコ関連商品だけを扱ったショップ「La Fungheria」(ラ・フンゲケリア)が2軒あります。
http://www.lafungheria.com/index.html
住所 Viale Abruzzo 93
電話 +39-02-29526034
住所 Via Marghera 14
電話 +39-02-4390089
日曜休
いずれもミラノの中心地ではありませんが、ドゥオモからタクシーで10分から15分くらいで行ける距離です。
フンギ・ポルチーニの乾燥スライス、練りこんだパスタ、そのままパスタと和えるだけでいいソース、前菜にもってこいのフンギ・ポルチーニのオリーブオイル漬けなどどれもおいしそうで、目移りがします。
またトリュフ味のパター、チューブ状の白トリュフクリームなどもありますよ。
ここのパッケージングがかわいいので、お土産にもおすすめ。キノコ柄のショッピングバック、またプレゼント用の缶や箱もキュートなキノコ模様でラブリーです。(写真がなくてごめんなさい)
最後にイタリアのキノコの王様、Ovolo(オーヴォロ)についてもぜひ。
外側が薄茶色、内側はクリーム色をしています。出始めた頃でまだ小ぶりでした。
日本語ではタマゴ茸と呼ばれている黄色いキノコで、秋の収穫期間も短く大変な希少価値のあるキノコです。
生のまま薄くスライスして、パルメザンチーズ、少量のオリーブオイルと共にサラダ感覚でいただきます。ほろほろと口の中で崩れる触感と柔らかな甘みがたまりません。
もしイタリアで運よく出会えたら、相当ラッキーですよ。
ぜひ味わってみてくださいね。
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